この時期限定で土筆がどんどん採れる。そこらを走り回って集めればきりがないほどだけど、からっ風ファームので十分。欲張ってたくさん採って佃煮にして冷凍しておいても、ほかの季節にはまたその季節の食べ物が採れるから、結局残ったままになる。

 ごま油で炒めて、酒、しょうゆ、みりんほぼ同量ずつで味付ければ佃煮完成。それが一番ポン酒に合うけど、コロナ禍で呑む相手もいないから余る。
 佃煮をダシで伸ばし(のかわりに水で薄めて)卵とじにも。
 今回人参、油揚げもいっしょに佃煮にしたものを、うるち米ともち米半々と一緒に炊いた。

 まず下処理。めんどうなハカマ取りだけどコツがわかった。ハカマの下(付け根)の位置でキッチンバサミでチョキチョキ切る。するとハカマはほぼ自動的に取れる。水を変えながらよく洗い、サッと茹でて一晩水にさらす。


 炊き上がったら混ぜて、完成。5合を10~12個のラップおにぎりにして、すぐ食べない分はフリージング。山やマラニックの車中食、行動食に。山菜おこわの早春版。