毎年関西のウルトラ仲間がたくさん集まるHさん呼びかけの「練習会」。大昔、140kmで制限が20時間?かな?ハードな大会が開かれていた。そのエリアで仲間たちと楽しく走るマラニックとして、続いてきた。

 なにしろコースが素晴らしい。奈良公園を抜けて柳生街道に入り、峠を越え、柳生の里を一回り、南下して榛原に出て(この区間だけはちょっと飽きるけど)それからは夜道なのだけど、あちこちで蛍鑑賞をしながらという大きな楽しみが。夜が明けると山野辺の路、そして平城京朱雀門へ。
(↓参考のため当時のコースでの写真)

 旅がらすの過去の参加は2008年、2011年2013年の3回だけ。そのころは、ゆっくりなら120km~140kmくらいへっちゃらだったけど、今はとても・・・
 だけどみなさんも同様に高齢化が進み、走力低下に合わせて年々コースを短縮、時間を延長。現在は榛原19時半スタートで後半の東吉野、大宇陀~山野辺の路、平城京朱雀門の約80kmに縮小。それならなんとかなるだろう。

 もちろん?まだ元気な「現役ランナー」の仲間はそれぞれ好きなコースを走って集合地点の榛原へやってきた。旅がらすは適当な時間に地元を出発、電車乗り継ぎで(青春18の季節じゃないので、大人になって新幹線)駅前のファミマで食料調達。続々集まってくる懐かしい顔ぶれ。数年ぶりなので半分くらいは知らない人だけどね。
 ワイワイやってるうちスタート時間。しまった、遠方にきたときはGPSを事前に起動させるのだった。なかなか現在地取得ができない。すぐに雨が降り始め、ビニール袋に入れた地図に端から水が浸みる。みんないっしょにのんびり進んでいるし、ほぼ記憶に残っているコースなので、ザックにしまい込んだ。せっかく久しぶりにみんなと会ったのだから、地図読みより、いっしょに楽しむ方に徹しよう。

 以前は遠いと感じた旅がらす神社まで、あっという間。違った八咫烏神社。

その後も、みなさん速歩き、ついていくため旅がらすだけが走った。昔ながらの家並みが続く伊勢街道の菟田野まで、榛原スタートだとまだ元気な区間。

宇太水分神社の茅の輪くぐりは、
①左足から入って左回りに元の位置
②右足から入って右回りに元の位置
③もう一度左足から入って左回りに元の位置
④また左足から入るけど今度は正面に進み、拝殿前で2礼2拍手
 ローソンにたむろしたあとは蛍公園に行く予定だったけど変更して、166号を南下

佐倉峠もあっけなく到着
ここで数名が大ショートカットで直接大宇陀の道の駅へ向かった
東吉野村の川沿いの道、今年も雨で蛍は見られず・・・
ニホンオオカミの像、写真で光ってる点々は蛍ではなく水滴
 トイレまでほぼみんな一緒だったど3グループくらいに分かれ定位置最後尾グループで。
 大宇陀への分岐からは北上。いつも、道の駅までまた長く感じたけど、そこからは今年も長かった

大宇陀の道の駅で大休憩。ゴールまでまだ長いけど、地元から桜井まで往復切符を買ってあるので桜井でリタイアする気満々。だったら残りはわずかだから大丈夫と、お気楽気分でいたが。天理にエイドがあって懐かしい面々が集まってる、電車に乗ったらそこへは不便だよ、とみんなが言うし、エイドの場所もわからないのでリタイアするのはよした。夜が明け、雨も止んだ。

山野辺の道はややこしいし、アップダウンもあるしのんびりモード

 石上神社で山野辺の道区間は終わり、天理の街を抜け、田んぼの道を抜けエイドに到着

 エイドに集まった友人たちも、最後尾グループと一緒にゴールの朱雀門へ向かって歩いた。以前は帯解で左折だったけど帯解寺を通過して直進。しばらく後で左折して、カクカク曲がって行くうちわけわからなくなった。眠いし、途中から地図読むのもやめてなんとなくくっついていって
 ゾロゾロ、右往左往して朱雀門到着

飲んで食べて温泉に入って西大寺駅前でまた飲んで食べて、珍道中はここまで

さて今夜のお泊りはどうしよう。奈良は安宿が多く、ドミトリーなら1000円から。そのお値段で部屋もベッドも共有スペースも清潔だった。場所も便利、これはお気に入り登録だ。