旅がらすの乱ＲＵＮらん
２０１１年２月１２日 リメンバー大村湾〜後半は一人旅
休憩所で寝てたら、ゴールが間に合わなくなる。だから、みんな３０分くらいの休憩で出かけて行く。だけど、気持ち悪くてくたばってどうしようもなかった。３時間寝ちゃおうかな、宴会に間に合うかなあなどと考えていたけど、眠れないし、結局２時に起き上がった。だいぶ良くなっている。うどんを食べていたら、「変な生き物」さんが駆け込んできた。１４時スタートでもう到着。速い！ネット上良く知ってる人だけど多分初対面。せっかくなのに、話をする元気もなかった。
出発するとき、１６時スタートの八重ちゃんさんが到着。
２時半出発。真夜中で真っ暗で、北からの向かい風。雪が吹き付ける。寒い。でも、休んだのでなんとかゆっくりなら走れる。前半と違い、店もなく人家も少ない道だ。西海の街で右折。巡航で時速６キロ。
真っ暗で景色が見えないけど、海岸が近付くとますます風邪が強まる。幸い雪は積もるほどではなく、雨に変わった時も、靴が濡れない程度。だけど、寒い。９０キロ過ぎて、コンビニに入ろうと思ったら反対側にエイドがあった。暖かいものをいただいた。それは良いが、座ってたら寒くなってきた。早々に出発。
琴海パーキングのエイドでも、寒いのでゆっくりできず、また時間もないので先を急ぐ。何人か歩いている仲間を抜いた。こんな寒い中、走れなくなって歩いていたら凍死しちゃいそう。
１００キロを超えた。
旧オランダ村は通り越したかなあと距離的に感じてからずいぶん後で、やっと通過。その先向かい側にエイドがあったけど、せっかくこの寒い中夜通しサポートしてくれているのに、寒くて立ち止まれず、道を横断する元気もなく、スルーしてしまった。
やがて夜が明けると、海岸の景色がめちゃきれいだった。雨もいつのまにか止んだ。
小さな島が点在する。
１１５ｋｍ、カレーライスのおいしい店「Woody Life」
大村湾というからには海で「湾」なのだけど、一周りできる。つながってる？外海への出入り口は狭くて、西海橋がかかってる。渦潮が見える場所だ。風がメチャ強く、渡るのが怖い。トラックにあおられると危ないので、ちょっと回り道だけど歩道橋を渡った。
右の写真は歩道橋から見た西海橋。
右の写真も、西海橋の歩道橋から。
ちょっとアップダウンがあり、海と半島が入り組んでいる。高台から大村湾の中の江上湾を見おろしたところ。
晴れてきて、だんだん気温が上がる。
ハウステンボス近くでは、汗ばむくらい暖かくなった。ローソンの角を右折。佐々浦にそってハウステンボス方面へ。
ハウステンボスは駅も止まってる電車も可愛い。電車ごとテーマパークみたい。
ここはあさってゆっくり観光する。
１３０ｋｍのコンビニで昼食とし、ちょっと休憩。
川田の街あたりまではなんとか元気だったけど、その先、また吐き気がしてきた。往路と重なる区間はワープ・リタイアしたいと思ってたけど、小野区間は交通機関がなく、リタイアした人も電車を下りて歩くらしい。こりゃ大変。でも、地図を良く見たら、距離表示よりだいぶ短いみたいだ。
もうひとがんばり。
音琴浦当たりも美しい。
が、吐き気がして困った。
道の駅を過ぎ、嬉野温泉方面へ左折。１４５ｋｍから１５０ｋｍの間がちょっと短いみたいで、あ〜助かった。俵坂の上りで、後ろから兄やんがきた。ずっと前にいるはずだったのに。どこかで食事してきたという。この先に学生の頃の友人がいてお茶を呼ばれているそうで、下りになるとあっという間に離された。
関所跡まで戻った。あと５キロ弱。往路にキリシタンの碑へ向かった分岐も過ぎた。もう少し。
嬉野温泉街に着いてから、くたばってるのでゴールまで長く感じた。
１５：２５、松園旅館にゴール。
先に着いた人たちが広間にそれぞれ持ち込んで、宴たけなわに盛り上がっていた。温泉に入り、一杯勧められたけど、くたばって酒も喉を通らなかった。残念。この大会の常連になっているタコ嬢さんが新しい仲間を紹介してくれたけど、意識朦朧として覚えてない。
宴会はごちそうたくさん、みんな盛り上がって楽しかった。けどほとんど飲めなかった。
抽選会で、柿羊羹と、優勝者が提供してくれた脚の御守りをゲットした。
部屋に戻ったら、２人は２次会に、一人は温泉街のお祭りに出かけて行った。
旅がらすはそのまま爆睡。
話し声で目覚めたらだいぶ具合が良くなっていた。では、今から２次会に乱入！と思って時計見たらびっくり。もう朝だった。朝風呂に行く人の声でも聞こえたのだろう。
走力があったら、途中長崎見物したり、休憩御で宴会したり、ゴール後も宴会たっぷりできるのに。
