次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2010年12月25日   伊勢本街道2日目 榛原〜上多気

 

 宿の方に、今日の予想最高気温はこのあたりで1度、今は氷点下。ここより標高が上がるからもっと寒く、一日中マイナスかもしれないと言われた。雪も降るでしょうって。ぎゃ〜っ、今日のコースは峠越え、米沢海道の雪中行軍を思い浮かべた。寒いのは苦手だ。
 でも、北極仕様じゃないか。お日柄もちょうどよく・・出陣!いっそもっと雪が深ければいいけど、うっすら路面を覆った雪がカチンコチンに凍って滑る。榛原駅に戻り、今日から参加の仲間たちと合流。賑やかになった。駅前のコンビニで朝食、今日は山奥で、店は途中に1か所だけ、飲み物も、自販機がどれだけあるかな〜と言うコース。寒さ対策に、小さな貼らないカイロを1個。片手ずつ交互に握って行く。これでまあまあしのげた。
 榛原をスタートしてから、緩い上りでいつのまにか高度を稼いだ。坂道が凍っていたら怖いなあと思ったが、雪が増えたり、土の上だとアイスバーンではなくなり、大丈夫。里は昔ながらの雰囲気残し、山は美しい雪景色。7つの峠を越え、タイムスリップしたような世界を丸一日走り、歩いた。
 今日も写真たくさん。道標、常夜灯、案内板ばかり写してしまったし、雪でぼやけたのも多くて、本当はもっとよいところがたくさんあったのだけど・・

 


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(7:04)

 榛原の駅で本日からの参加者と合流。赤い橋を渡り墨坂神社へ。

 

(7:07)

 凍った道を、滑らないように気を使いながら走る。

 

 (7:19)

 奈良県内最古の道標

 

 (7:31)

 弘法大師の井戸

 

 (7:31)

 これも

 

 (7:32)

 自明(地図上の地名)のあたりで右側の山道へ。

 

 (7:47)

 高井のあたり。千本杉へ。

 

 (7:57)

 千本杉

 

 (8:23)

 諸木野関跡。室町時代中期〜後期に、ここに関所があり、通行税をとられた。

 

 (8:32)

 諸木野の常夜灯

 

 (8:32)

 諸木野の村を見おろし山へ

 

 (8:42)

 雪の道を石割峠へ

 

 (8:53)

 本日最初の峠、石割峠。標高650mくらい。雪が深いわけだ。榛原からここまでいつの間にかずいぶん登った。

 

 (9:14)

 純和風の山村に下った。このあたり、田口の宿場だった。

 

 (9:14)

サンタが似合う雪景色?

 

 (9:16)

 廻国供養碑

 

 (9:49)

 村からまた山道へ。木に積もる雪が不思議な形に。

 

 

 (10:15)

 2つ目の峠。山粕峠。少しの登りで到着。

 

 (11:05)

 山粕峠から下り、佐多宮不動、問屋屋敷跡を過ぎ、次は鞍取峠へ。

 

 (11:18)

 鞍取峠。ここから白髪稲荷神社に下り、畑井、土屋原などの村を抜ける。ちょっと走れる区間。

 

 (12:10)

 小さな桜峠を越えると、木の間から白く輝く丸い物体が見えた。

 学校の体育館の屋根だった。やたらとりっぱな学校。

 

 (12:26)

 昔ながらの山深い所が続いたけど、少し谷が開け、この村には本日のコース上唯一の店が。

 何か温かいもの食べたいな。

 

 (12:35)

 村にはりっぱな家が多い。

 

 (13:18)

 牛峠は車道で簡単に越え、次は佐田峠。首切地蔵なんていう、ぶっそうな名前のおじぞうさん。

 

 (13:20)

 佐田峠からの下り道。前方に目立った形の山が。なんだろう?

 

 (13:29)

 夫婦岩。神末の村周辺には伝説名所めぐりが整備されていた。

 

 (13:30)

 弘法井戸。売店もある。

 

 (13:36)

 古墳公園のようなところを通って、下り坂になる。

 

 (13:39)

 急な石段を下ると姫石明神。

 

 (13:46)

 街道は伊勢の国に入った。

 

 (13:51)

 杉平の村

 

 (13:52)

 国道に出るところに残る常夜灯。このあたりから「太一」と刻まれたモノが多くなる。

 

 (14:09)

 瀬之原の常夜灯

 

 (14:12)

 庚申堂

 

 (14:31)

 須郷の村は、家々に昔の屋号の暖簾がかかり、いい感じ。

 

 (14:31)

 村の古い家並み

 

 (14:31)

 この家もすてき。

 

 (14:41)

 この家では御茶呼ばれた

 

 (14:42)

 飾り物がかわいい

 

 (14:43)

 村をはずれ、また山へ。7つ目の峠に向かう。

 

 (15:04)

 山道に入るとすぐ、首切り地蔵

 

 (15:09)

 飼坂トンネル手前で国道を横切る。振り返ると奈良県方面の眺めが良い。

 

 (15:09)

 トンネル手間から左の山道へ。

 

 (15:13)

 こんどは腰切地蔵。このへんに出没した山賊の被害にあった犠牲者を供養するもの。

 

 (15:24)

 飼坂峠展望台からの眺め

 

 (15:23)

 飼坂峠

 

 (15:44)

 峠の反対側入り口、上多気の村に下った。今日のゴールはこの村の中。

 

 (15:47)

 旧家の壁に何か発見!

 

 (15:47)

 伊勢本街道の道程が記されていた

 

 (15:49)

 上多気常夜燈

 

 (15:49)

 上多気常夜燈の解説

 

 (15:50)

 御食事処と男性陣の宿、雪姫亭への分岐

 

 (15:53)

 民宿なかや。女性はこちらに宿泊。昔ながらの生活を残す、旧街道の旅らしい宿だった。

 

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