女性陣が泊まった民宿なかやは、街道に面した昔のままの家。同じ古民家でも、前夜が文化財のようなお屋敷だったのに対し、こちらは、昔ながらの田舎の暮らしを残し伝えるというものだった。御家族が生活している中の空き部屋に泊まり、風呂は下から焚く五右衛門風呂、ヨモギなどの薬草入り。洗濯物、ぐちゃぐちゃの靴、親切に朝までに乾かしてくれて、感謝です! 朝食は男性陣の泊まる雪姫亭まで800m歩いて。(昨夜は車で6往復も送迎してもらった)村の中の小さな川の小さな橋にはイルミネーション、雪姫亭は村の史跡、名所である北畠神社の中。伊勢本街道は、一気に徹夜で走る大会(練習会?)もあるが、泊まりがけで来てよかった。 峠越えは昨日で終わったかと思ったら、また上り坂。峠という名前の村(廃村)がある峠を越えたら、山道で一気に下る。そのあとも、昔のまんまの山村を抜けて少しずつ下って行く。周りにいた数人が、相可から電車に乗ってしまい、あわてて前を追いかけた。後半はヨーロッパ組のコノチャンさん、nakayoshiさん、NAMIさん、パパさんと。平地に近付き田んぼが増えてきて、でもまた山の端をうねうねと。おかげ横丁の店が開いている時間にゴールしたくて、今日は走った。 熊野街道と交差する田丸からは現代に戻り、伊勢の市内へ。市内はまた、史跡がたくさん。外宮は横目で見るだけにして、おかげ横丁へ急ぐ。この間の道は、のうみそ食べ歩きジャーニーで通った。実はあまり好きじゃない区間。せっかく史跡がいろいろあるのに、まるっきりフツーで、昔の雰囲気もなければ新しいこじゃれた雰囲気もない。が、猿田彦神社に出て通りを渡り、おかげ横丁に入ると完全な観光地。大賑わい。ここでサンタ服をサット脱いだ!宗教上の理由ではない。味見とか、立ち食い、立ち飲みとかしたいからね。nakayoshiさんが詳しいので、おいしい酒屋教えてもらい、ちいさなグイ呑みじゃなく、大で1杯。ほかにも焼き牡蠣食べたいし、もうこのまま打ち上げにしたかったけど、ここまで来たらお参りしないとバチが当たるということで、内宮へ。出てきたら残念、タイムアウト。おらげ横丁の店は16時半ラストオーダー、17時閉店だ。バスで伊勢市駅前に戻り、小さいけど露天風呂もある銭湯で暖まり、小さなお好み焼き屋で打ち上げ。最後まで楽しい旅だった。 あとは一人青春18切符2枚使って津、亀山、名古屋、ムーンライトで東京、群馬まで延々電車の旅となった。 今日も、下に写真たくさんね。
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