次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2010年12月24日   伊勢本街道1日目 玉造神社〜榛原

 

 コノチャンさんよびかけの伊勢本街道走り旅に参加。1日目は大阪の玉造神社〜奈良県の榛原まで64km。途中京終〜まきむくを電車でワープ、走行距離50kmだった。
 走る場所には似合わないが、時節柄、また寒さ対策でウェアはサンタ。ダイソーで420円でゲットしたモノだ。高機能は期待できず、日が照れば暑く、風が吹けば寒い。ま、しかたないな。 
 走り旅の仲間は、呼びかけ人コノチャン、K井さん、Sパパさん、NAMIさん、nakayoshiさん、よりさんの2012ヨーロッパ組、関西周遊でお世話になった関西の仲間、コノチャンさん所属の走友会ミントの方々。楽しい走り旅ができた。 
 みなさん、大阪市内の複雑な道をいいペースで走り、ほとんどの人はワープせず榛原へ。旅がらすは暗峠への急坂を歩いた後、走りモードに戻らず、日暮れの時間を考えて14kmワープ。その区間も古い家の残る旧道らしい道。交通の便はよい区間だので、また奈良に来た時の宿題としよう。 
 全体に古い道標や常夜灯がたくさん残り、随所に新しい道標、石碑や説明版が立ち、旧街道らしいコースだった。かぎろいで通った初瀬の家並み、やはり良かったし、榛原のペンションも最高! 

 では、この下に写真たくさんね。

 


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 玉造神社へは裏口から。まだ薄暗い。

 

 玉造稲荷神社社殿。今日の仲間が集まってきた。

 

 伊勢参りの出発点。石碑が立つ。

 7時スタート。表口の石段を下り、カクカク曲がって玉造駅前通過。

 

 (7:12)

 大通りにも史跡を示す標柱がたち、旧街道の道筋がわかる・・・が、市内は分岐が多くわかりにくい。

 

 (7:22)

 斜めに小路に入って来て、ここまでは間違いなかったが・・

 さて、どっちかな?

 

 

 この写真も上と同じ地点の石碑。正しい道にはこういうのがたくさんある。

 何箇所か選択に迷う分岐があり、そのどこかで間違えた。いつのまにか何グループかに分かれ、ばらばらになっていた。たくさんあった道標が見当たらなくなり、道の曲がり方も地図と違う。あ、こっちの道に入っていたんだとわかる(300mくらい北にある道でだんだん離れていく)
 熊野神社を見つけ、正しい道に復帰。 

 

 (7:51)

 あとはほぼ大通り沿い。ところどころ平行する旧道が残る。

 

 (7:59)

またりっぱな石碑。

 

 (8:13)

 「玉出」ってパチンコ屋かと思ったらスーパー。大阪っぽい雰囲気満載。

 

 (8:46)

 もちのき地蔵と、おかげ灯篭。

 

 文政13年の「おかげ年」(伊勢神宮の遷宮年にたくさんの人がお参りに行き、それを記念して翌年建てられたものだ。

 

 (9:03)

 桃園ラグビー場の向かいを左に入り、松原宿へ。宿場内も曲がり角が多く道標がたくさん。

 

 (9:23)

 もう目の前に山が迫ってきた。

 

 (9:32)

 市街地からいきなり山に。舗装されて車も一応通る道だが、ものすごい急登。まっすぐに一気に登り続ける。

 歩くしかない。それも、ゆっくりがやっと。

 

 (9:58)

 坂をほぼ登りきったあたりに弘法大師の水場。生では飲めないそうだが。

 

  (10:04)

 見晴らしが開けた。向こうの山の方からも、別グループが歩いてくる。以前パノラマトレイルでここへ来たことがあるはず。

 

  (10:08)

 暗峠(くらがりとうげ)

 

 

 

  峠には茶屋と、数軒の人家がある。

 ここから登りほど急ではないが、一気に下る。
街まで下るとスーパーがあって、早めの昼食。

 

 (11:17)

 川を渡り、また上りに。振り返ると生駒山の眺望がすばらしい。越えて来た暗峠もよく見える。

 

 (11:18)

 無料の足湯もある。みんなより速ければ入っていくのだが、ついて行くだけでも遅れがちな鈍足だからしかたない。

 

 (11:28)

 登った次の峠は榁木峠

 

 (11:43)

 峠から下ると追分本陣。
 関西周遊で葛城山から下ってきた竹内海道とも雰囲気が似ている。

 

 (11:57)

 奈良盆地に入った。砂茶屋(の写真だと思う)

 

  (12:35)

 垂仁天皇陵。大きな前方後円墳だ。

 

 (13:20)

 奈良駅を通過、中心街を通り、猿沢の池。

 

 

 

  (13:20)

 池の手前を右折。ここまでが暗越奈良街道、ここから南下するのが奈良上街道。古い街並みの細い道だ。橋の上から見たら

 

  (13:20)

 川底に石で船の形を作り石仏、石碑が並んでいる。

 

 (13:25)

 南下するこの道は昔の家がたくさん残りほんとによい雰囲気。今日はこの先の時間を考え、明るいうちに榛原へ着こうと思うとワープしかない。パパさんが京終から電車に乗るというので一緒に行くことにした。奈良へはまた何度も来る機会があるはずだし、交通の便の良いこの区間はその時の宿題に決めた。

 

 (14:05)

 京終〜まきむくの約14kmをワープ。伊勢本街道の続きに合流。奈良と桜井の間はいつも山の辺の道、東海自然歩道を通っていたが、ほかにも良い道があったんだ!

 

 (14:24)

 三輪神社の大鳥居。デカイ!あちこちの大鳥居を見ているパパさんが、これは最大だという。

 

 

 (14:49)

 山の辺の道のはずれ、金屋石仏入り口をとおり、山の辺の道案内板や歌碑、仏教伝来地の石碑の並ぶ公園に。

このあとの区間は初瀬街道となる。

 

 (15:14)

 旧家が並び、ますますいい雰囲気。

 

 (15:33)

 十二柱神社の狛犬の台石を支えているのは、出雲人形を形どった力士像。大変珍しいものだとか。

 

  (15:33)

 その狛犬です。

 

 (15:34)

 このあたりも、古い家並みが続く。

 

 (15:52)

 長谷寺の門前町、初瀬の入り口。

 

 (15:53)

 初瀬の家並み。かぎろいの道でここを通って源内さんに「これは伊勢本街道」と教えてもらい、なんて旧街道らしい、良い所なんだろうと思った。

 

 (16:03)

 ここから一山越える(笑)まあ、ほんのちいさな峠だ。でも暗くなる前がいいと計算してた。急な登りの細い道。下って行くと、舗装路が終わり、鹿?イノシシ?よけの柵があり、どこが道だかわからない状態。

 水道施設のところで国道に出て、榛原までゆるいけど長い上りが続く。

 

  (16:21)

 道のところどころに「おいせまいり」の標識が下げられている。

 関東では16時半ごろから暗くなってしまうが、30分日暮れが遅い。真っ暗になる前にゴールしたかったが、榛原の街中に分岐したあたりで暗くなり、地図が見えなくなった、ライトがなかなか出てこなくて・・・

 

 (17:11)

 国道を離れ、くねくねと細い道をたどり、榛原宿へ。古くからの宿「あぶらや」は今も看板が残る。

 

 (17:12)

 常夜灯には今も灯りがともされていた。

 線路をくぐり、街道のこの続きは明日。

 

  今日の宿「ペンションまほろば」は分岐から2kmくらい離れている。真っ暗な中、近道を探す。

 ペンションというけど、純和風の古民家だった。豪農の家?すごくりっぱなのだ。中は純和風の部屋と、洋間どちらもきれい。くつろいで、風呂入って、

 

 食堂の横の部屋にはいろりがあって、岩魚を焼いていた。これも夕食に登場。食事もおいしかった。初瀬の造り酒屋で純米吟醸仕入れて重たいのにぶら下げて来たのでみんなで呑んだ。だから泊まりがけの走り旅はいいな。

 

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