(本宮〜猪苗代 旧道峠越えで37.5km) 画像入りページへ 今回のジャーニーの集合は、東北本線の本宮駅。昨夜はkazさん宅で楽しい宴会。朝、みんなより一足先に車で出発し、郡山駅そばのコインパーキングに置いてきた。 10時スタート、といっても集合写真などで数分遅れ。駅から東に向かい、奥州街道に出る。石碑が並んでいて、ここ、奥の細道で通ったところだそうだ。旅がらすも日本列島縦断で通っているはずだが?ちょっと記憶にございません。 まもなく二股を左に細い道に入り、線路を越えるのだが、分岐で道の先が見えず???なんか地図と形が違うが??と踏切を渡っていきなりのコースアウト。やはり変だ。二股の左を進んだら、地下道で線路をくぐるのだった。 これで二本松街道に入れた。しばらくは道なり。刈りいれの終った田んぼの向こうに山の見えるのどかな光景が続く。安達太良山か、磐梯高原に続く入口の山だろうか。 高速道路をくぐったら曲がり角要注意。丘に沿って回り込み、5.3km地点、CP1本宮第( )小学校。が、その位置に第2中学校はあったが、小学校なんてどこにもないぞ。間違い探しCPだった。10:47通過。 丘を登り下りしてから、田んぼの間を抜け、旧道らしい古い家並みの村を通った。どの家も庭がりっぱだった。 しばらく田んぼや丘の間の道を行く。10.1km地点、CP2黒岩橋11:24。この橋は渡らない。 CP2のところに、みそちゃんとkazさんが待っていた。はじめ、この橋を渡るのが旧道と思ったそうだ。直前までかかって「歴史の道調査報告書」を頼りに道探しをしてきたのだ。 右手の丘は紅葉がきれいだった。 次の村には、名主だか庄屋だか、すげぇりっぱなお屋敷があった。磐梯熱海の温泉街に入った。今回のコース、店がないと聞いていたので、街の入口の小さな店で手に入る食料を買ったら、次々店が現れた。 15.1km、CP3温泉神社、12:17。 みんなラーメン屋に入ったが、さきほどたくさん食料を買ったのでそれ食べないと荷物が重い。後半の熊のでそうな所をみんなといっしょに行くため、時間調整でラーメンのかわりに温泉。ホテルの横を通ると、駅の周辺が庭園になっていた。 500円で日帰り入浴のできる旅館をみつけた。ぬる湯や露天など、いろいろなお風呂があり、とてもよかった。風呂から出たら、みんなはまだ食事中。ラーメン屋に入らず、歩き続けている岡コーチ(ジュニアクラブの)と合流。 温泉旅館街は街道にそって細長く続いていた。コンビニもあったし。あれっ?店の前にリュックが置いてある、と思ったら、ゆうさんとパパさんがお食事中。温泉街が終わり、線路沿いの道をしばらく行くと19.7km、CP4北川橋。13:38。 問題の場所にやってきた。幹線道路を外れるところがわかりにくい。説明会できいたが、イメージと違っていた。岡コーチが「きっとここ」と判断、合っていた。線路にぶつかり、道がなくなり田んぼの中を進む。地図だけではとてもわからない。ここにもみそちゃんたちが待っていた。線路の土手に登り振り返ると、ラーメン組がみんな追いついてきていた。 線路を越えて、山道に入る。ここに旧道が続いているなんてよく見つけたものだと感心。 すぐ脇を沢が流れる、きれいだけどぬかるんだ道だ。高速道路のところでまっすぐ進めず、よくここも道を見つけたな、と言う感じで迂回。また続きの山道。少しずつ登って行く。23.6km、CP5中山の一里塚。14:26。 この山道も紅葉が美しかった。五百川の源流という標識がありその辺が中山峠。楊枝峠とも言われる。峠を超えたら、道がぬかるまず、走りやすくなった。 一里塚は、一里(4km)ごとのはず。が、24.3km、中山の一里塚からたった700mで楊枝一里塚。こちらは会津若松を起点にしたものだ。道の両側に塚が残っている。 山道を下り、高速道路を越えて、トンネル側に少し戻ると25.5kmのCP7楊枝集落の跡。大きな石碑があり、街道のために作られ、旧街道がすたれるとともにさびれ、高速道路開通のために廃村となった村の歴史が記されていた。 左前方に猪苗代湖の湖面が光っていた。28.8km、CP8優婆夷尊の寺は、もらった地図と位置がずれていた。村に入ってすぐのところにあった。15:16。次の村には、CPにはなっていないけど、大イチョウのあるお寺。 旧道が斜め左に行くところ、新しい道を直進。道草ポイントの観音寺へ。山門は徳川初期の会津式唐門で町指定重要文化財。観音寺から旧道に戻る道は川沿いの桜並木。花時もきれいだろうけど、今の紅葉も良い。 長瀬川を渡り、33.8km CP8子安地蔵尊。16:13。今日のゴールが近づいてきた。田んぼが広がるあたりでちょうど夕日が沈んだ。刈りいれの終った田んぼでモミガラの山を燃やしている。 急速に薄暗くなってきた。前方に猪苗代の街とバイパスが見え、近づいてくる。街に入り、中心街を北上、猪苗代スキー場方面に曲がっていくと、スキー民宿の並ぶ中に今夜の宿、国民宿舎ほりい荘があった。(国民宿舎、という雰囲気ではない)16:57到着。 前回の下野街道の宿のオーナーも楽しい人ばかりだったが、ここの女将もめちゃハイテンション、おおはしゃぎするおもしろいおばさんだった。 宿は温泉で、男女別内湯と、交代で入る露天?(室内)子宝の湯、黄金の湯が1か所。 夕食は山菜、野菜料理たっぷりで、おいしかった。 画像入りページへ |