次の夢を追いかけて

旅がらすの乱RUNらん

 

 2008年7月23日    片品から金精峠、戦場ヶ原、いろは坂、足尾

 

 

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 水沼まで95キロくらい残っている。温泉に入ろうと思ったら寝ている暇はない。だから途中から電車と決め込んだ。朝は苦手なので、めいっぱい頑張って5時スタートにして、ぎりぎりまで寝ていた。朝食は弁当にしてもらって、「ジョイフルいっちゃん」をスタート。おにぎり3個、バナナ、飲むヨーグルト、ヤクルト、ウィダー、ペットボトルのドリンク、きゅうりのおしんこ。店がないが、これで当分大丈夫だろう。尾瀬の往復に車で通る片品の奥の村。のどかでいい感じだ。
 片品川を渡る。行く手の山並みに日が昇る。5時半、鎌田の信号に出た。ここから120号に復帰。「日本ロマンチック街道」の一部だ。金精峠に向かうと、両側にとうもろこしの直販所が並ぶ。6:25薬師の湯温泉。ここまで6キロくらいで、ゆるい登りだからまあまあ。それから結構な上り坂。丸沼ペンション村が左の森影に。丸沼スキー場のロープウェイ下に7時43分着。薬師の湯から7キロないのにすごく時間かかったなあ。白樺の道を登って行く。 
 しばらく登り、7:52左下に湖(池?)が見えてくる。丸沼高原というのが続いてきたけど、やっとここが丸沼だ。丸沼を見おろしながら2〜3キロ。それから森の中をくねくね登り、9:15こんどは菅沼が見えた!菅沼ぞいを2キロ、だんだん金精峠が近づいてきた。9:25キャンプ場入り口を過ぎると、向かい側に茶屋があった。朝食に用意してもらった物を全部食べ、飲んでしまったので、ここで補給。ソフトクリームも魅力あったが、それは日光で食べることにして、すいとんを頼んだ。具沢山でおいしい。9:46休憩を終えて出発。茶屋のところから白根山の登山道が始まるが、今日は車道を金精峠へ。
 もうすぐ金精峠。道端に森が開け草原が広がっていた。スキー場の一部?熊も出没するはずだが、鹿も多いらしい。(鹿の飛び出しに注意の看板が)10:10金精トンネルだ。長い登りがやっと終わる。そして栃木県入り。トンネルは海抜1843m。鎌田が800mくらいだから1000m以上登ってきたんだ。ヘアピンの下り坂になり、振り返ると日光白根が青空にくっきり。行く手には男体山をバックに戦場ヶ原、湯の湖が見下ろせる。金精峠〜湯元は近いと思っていたが、ずいぶん遠いな。(あとで距離は勝ったら5キロあった)ずんずん下って、切込湖へのハイキングコースと交差。ここから遊歩道の丸太階段で湯元に下る。
 湯元の源泉地帯は湿原が広がっていた。(10:58)そして、源泉ボコボコのあたりは木道が整備され、夏休みの子どもの団体で一杯だった。せっかくだからあたりを散策。無料の足湯もある。もちろん入って行く。めちゃ熱くてびっくり。湯元で飲食物調達と思ったが、旅館や民宿が並んでいるけど店はない。自販で飲み物だけゲット。
 湯の湖の回りは遊歩道を進む。観光客が多く混雑しているが、木陰があって気持ちよい。湯滝を横から見ながら階段を下る。人が一杯で追い抜くのが大変だが、まあいい、戦場ヶ原も遊歩道を行くことにした。しばらくは湯川にそった森の道。それから草原が開け、木道が伸びている。いかにも「奥日光戦場ヶ原」という写真が撮れた。
 赤沼や小田代が原への道を分岐、竜頭の滝の上に出た。向こうに中禅寺湖が見える。滝に沿って遊歩道を下る。このへんも観光客がわんさかいた。竜頭の滝下の茶屋が12:40。湯元からの約8キロは遊んだ。中禅寺湖のほとりに出て、菖蒲が浜から大崎、二荒山神社へ。旅行やハイキングで何度も来たはずのところだが、なんとなく以前と印象が違う。二荒山神社の鳥居を通過。中善寺温泉あたりにコンビニがあったような気がするが、ホテル、食堂、土産屋ばかりだ。交番できいたが、清滝に下るまでないとのこと。それも足尾への道では通らない。しかたないので観光地価格だけど、ラーメン食べた。
 大鳥居のところで、立木観音方面と別れ華厳の滝の入り口通っていろは坂へ。ヘアピンをどんどん下る。上りの第2いろは坂が「い」から「ね」まで20のヘアピン。下りの第1いろは坂は「な」の21カーブから始まる。終わりが「ん」とわかっているから残りの数がわかって安心だ。
 クラクションが聞こえた。サルの群れだ。車のボンネットに猿が乗っかっている。そりゃ困るだろうな、走れない。その車先頭に渋滞だ。少し先路肩に止まっていた。やっと猿が下りてくれて走り去ったが。
 長いと予想していたいろは坂は約5キロで終わり。馬返しで第1、第2いろは坂がいっしょになる。14:52。清滝から足尾へ向かう道に入りまた上り坂。さっきラーメン食べたのにまた空腹で、コンビニはないし困っていたら手作りパン屋があった。菓子パン、惣菜パン1個ずつ食べて日足トンネルへ。15:45トンネル。今回の最後の上りが終わった。 
 日足トンネル抜ければ下り坂。足尾まで行けば電車がある。銅山観光まで10キロの看板があった。これで残りの距離がわかる。山奥にセーブオンがあったはず。なかなか現れず心配だったが、ずいぶん下ってからだったんだ。本日最初で最後のコンビニ。このコース、ほんとにコンビニが少ない。全コース走っても、これまでの3箇所と、草木湖ドライブインのところに一つだけ。
 17:50足尾の街通過中。足尾駅はいつのまにか通り過ぎてしまい、通洞駅に17:52。電車の時刻見たら18:34まで無いので、もう一駅進むことにした。距離は3キロくらい。もしもっと長かったり、駅がなかなか見つからなかったら困るのでそこからはかなり急いだ。次の駅原向は心配なことに122沿いではないのだ。原向駅は渡良瀬川の対岸なので、村が現れたら要注意。駅入り口の看板が国道に出ていて橋があり、18:20無事到着。ちょうど雷が始まった。
 電車で水沼に戻り、温泉に間に合った。20時までなのでこの電車でぎりぎりだ。入湯料は夜間割引で300円。露天に入っていたら雷が近づき、やばいので早々に内湯に避難。雨はまだ降ってこない。駐車場の車に戻ったとたん突然土砂降りに。車での帰り道もコンビニに入ろうと思うときはちょうど雨がやんでいたし、絶妙のタイミングだった。
 景色の良いコースで気に入った。紅葉のころまた走ってみたい。 

 

 

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