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紫陽花と菖蒲を訪ね大塩湖、丹生湖へ

を訪ねて三千里シリーズ第21弾 

 2008.6.26


 

 

走行日:2008年6月26日
 コース:山荘〜峠越えで小幡へ〜国峰〜大塩湖〜南後箇〜上州一ノ宮〜丹生湖〜富岡〜山荘
 距離 :48.5km(=12里) 累計 229.5里


 

 トランスエゾアルティを控え、週に1日は野良仕事も休んで80km走と計画していた。でも一人では実行できたためしがない。今日も朝はラズベリージャム作りやパソコン、雑用など。あっというまに昼になり、スタートは11時半。あじさいと花菖蒲を訪ねる50キロコース。(少し縮小、少し回り道で48.5km)

 

 

 この区間は蛍鑑賞の夜走りが多かったので景色を見るのはしばらくぶり。夏の花がもう咲き誇っている。蛍ポイント近くのため池には菖蒲田もあるので、遊歩道に入ってみた。

 

 

 少し時期遅れで枯れた花が混じるが、まだたくさん咲いている。

 

 

 池のほうを見ると、白いスイレンの花が咲いていた。ハスとスイレンの違いは昨年はじめて知った。水面ぴったりに葉が浮いているのがスイレン、茎が立ち上がっているのがハスだ。ハスの葉の表面には水滴が丸くなってころがるが、スイレンではそれがない。蕾や、花が終わった後の形も違う。
 小さな峠を越えて、田んぼを見おろしながら下り坂。

 

 

 村はずれにビワの木があり、たわわに実っていた。天然エイドだ。完熟梅もある。こちらは手入れしている梅林なので勝手に食べるわけにはいかない。

 

 

 栗の木もあちこちにあり、小さなイガができていた。これはまだ食べられない。
 また峠をいくつも越えて、小幡へ。用水路ぞいの遊歩道に昔の面影が偲ばれる。最近楽山園が発掘復元されたり、水路沿いの家並みの門構えが昔風に改修されたりしている。

 

 民家の庭先にアヤメが咲いていた。アヤメ、カキツバタ、花菖蒲、菖蒲の違いは先ほど調べてわかった。(知らない人は調べてみましょう)
 大塩湖へ向かうと、古代ハスの案内看板があった。咲いていればラッキー!そちらの道に入ってみた。

 

 

 国峰城跡の外堀跡、ここに時期がくると咲くらしい。残念、まだだった。サファリの裏を通って山奥に。

 

 

 無尽蔵に採れそうだった桑の実はもう終わり。この木はずいぶん残っているほうだ。虫やカビがつかずきれいなので、数個天然エイドとする。大塩湖に出て、湖岸周遊道路に入る。

 

 

 春は桜、この季節は紫陽花が美しい湖だ。水生植物園に花菖蒲があるかと思ったら、ここもスイレンの池だった。ピンク色の花が美しい。

 

 

 湖の中央に浮島が見える。遊歩道沿いには紫陽花がたくさん並ぶ。

 

 

 堰堤から見おろす村にむかって駆け下りる。これで帰ろうかと一瞬思ったが、降るはずの予報の雨も降らず、暑くも無く走りやすいので予定通り丹生湖に向かうこととした。県道を横切り、富岡市街を迂回し、上州一ノ宮から丹生街道に。ゴルフ場への道に入ると堰堤の下。急坂を登って堰堤の上に。山に囲まれた湖が広がる。

 

 

 湖の端に菖蒲園がある。期待したより小さかったし、時期遅れで花は少なかった。残念。

 

 

 はなびらの付け根に黄色い目型模様があるのが花菖蒲の目印。(ちなみにアヤメでは網目状の模様、カキツバタでは白い目型模様があるそうだ)

 

 

 菖蒲田の端まで行って引き返す。のどかな湖面が広がる。堰堤の上に戻ると、村の向こう遠くに山並みが広がる。上州一ノ宮まで丹生街道を戻り、富岡市街地を抜け、からっ風の丘に戻った。帰宅は19時15分。キロ10分よりはほんの僅かに速かった。荷物も少ないのでせめて時速7キロで走りたいのだが、どうしてもこのペースになってしまう。。

 

 

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