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旅がらすの乱RUNらん

 

   2013年2月10日    スポーツに暴力はいらない!−2

 

 1月30日から8連休も遊んできた分、7日からの1週間で区切ってみると、常勤なみに6日勤務。通常は週2〜3日の幸せなご身分なんだけどね。で、世の中3連休真っ最中の今日も宿直。大村湾いいなあ〜。
 仲間達が寒い中夜通し走ってるときに、こっちは仮眠時間、暖かい事務室で私用パソコン三昧。いいかげんに寝ないと早朝から業務なんだけど。
 で、沖縄1周の間、新聞も読まず、電波が届かない日が多いのでネットでニュースチェックもできずにいたけど、その間にいろいろ事件・・・
 何日目だか、昼食に入った店のテレビでちらっと見て、ずっと気になってたニュース。女子柔道でも体罰告発。やっと、過去ニュースや新聞のコラム、特集などをネットで見ることができた。体罰=暴力でスポーツ指導するなんてとんでもないことが、当たり前になってる。なんとかこれを機会に根絶させたい。問題が明るみに出るたび毎回そういわれながら、あまりにも蔓延してるのだろうか、トカゲの尻尾きり、調査しても臭いものに蓋で、何も進まない。桜宮高校の問題も、発端の生徒への暴力のこと、その中で傷つき自殺にまで追い込まれたことに私は抑え切れない大きな怒りを感じる。だけど、焦点が橋下市長の対応の問題に転じがちだ。怒りの矛先がそっちに向いてしまう。
 今回の女子柔道では、選手達が連名で訴えたこと、自分のことだけではなく、仲間への暴力について立場を一致できたことがすばらしい。桜宮高校で、自殺した生徒の仲間達はなぜこうやっていっしょに悩み、自分の心と頭で考え、世間の常識や法律と照らし合わせて判断することができなかったのか。人ひとり死んだというのに、学校を守るような話ばかり。それは、学校が信頼されてる証拠ではなく、生徒たちが人としての感性、力を奪われている証拠ではないか。私は仕事で、暴力の被害経験者と関わることが多く、暴力の与える心身への影響の大きさ(心の病との関連)をさんざん見ている。だから、ほんとうに今度こそこれを機会に、一時の騒ぎで終らせず、あちこち問題をすりかえず、スポーツ指導での暴力をなくすように、風化させないように、
 スポーツ指導での体罰は暴力、暴力は犯罪、
 スポーツ指導にも人間形成にも、暴力は百害あって一利なし

ということが社会の標準になるように!!!

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