旅がらすの乱ＲＵＮらん
２０１２年７月１日 大飯原発再稼動反対の最前線で
当初の予定は走ることばかりなので、昨日のうちに美浜方面へ進み、今日美浜原発ともんじゅを見て敦賀に出る、というものだった。でも、今日の２１時に大飯原発再稼動が強行されようとしている。現地では抗議のアクションがある、と聞いては、それに参加しないわけにいかない。
大切な、大好きなふるさと群馬を放射能で汚染され、かわいい孫達のために作ってきた野菜が安心できないものとなり、季節ごとの自然の恵みを野山から得る楽しみを奪われ、実害をうけている被害者として。また、便利な生活と繁栄のおすそ分けになった挙句地球全体を汚した日本人という加害者として。再稼動を許すことはできない。
そして、福島の警戒区域ラインから自分の脚で走りつないできて、この目で見てきて、今回の事故が周囲の地域に与えた被害、他の原発もどんな危ないところに建っているか、何かあったときの影響はどんなになるか、原発の立地ではほかに生活の糧を得て、発展をとげる可能性はないのか、いろんなことを考え、実感してきた。
大切な、大好きなふるさと群馬を放射能で汚染され、かわいい孫達のために作ってきた野菜が安心できないものとなり、季節ごとの自然の恵みを野山から得る楽しみを奪われ、実害をうけている被害者として。また、便利な生活と繁栄のおすそ分けになった挙句地球全体を汚した日本人という加害者として。再稼動を許すことはできない。
そして、福島の警戒区域ラインから自分の脚で走りつないできて、この目で見てきて、今回の事故が周囲の地域に与えた被害、他の原発もどんな危ないところに建っているか、何かあったときの影響はどんなになるか、原発の立地ではほかに生活の糧を得て、発展をとげる可能性はないのか、いろんなことを考え、実感してきた。
この日ちょうど現場にいることができたのは偶然。２１時直前までいることはできなかったし、再稼動を停めることはできなかったけど、参加できてよかった。デモ＝示威行動と訳されるけど、威力というより意思を示す、投票で誰かに託すのではなく、一人ひとりが意思表示をする、示意行動かな。そういう充実感ある一日だった。
ドラム演奏で景気づけ、それにあわせたリズムで踊るように脚を踏み手を振って叫び続ける。お祭りのようでもあり、ライブのようでもあり。そして、緊張が走る場面になると、華奢な女の子たちが自主的にさっと最前列に出てきて、黙ってスクラムを組む。非暴力なんだから、私達にできますよ！という芯の強さがあふれていた。
機動隊とガードマンが無表情で並んでいる。暴力はやりませんが、にらめっこで笑わしてみるの、なんていかが？彼ら、絶対視線を合わせないけど。
長時間の行動中、現地には常時３００人〜４００人が集まってた。大都市圏から遠い不便な場所だけど、延べの参加者はかなりになったはず。
車を３列に並べてチェーンで繋ぎ、原発関係者の出入りをさせないように、前日の１５時半からやってたそうだ。
この近辺から群馬へ戻るバスはなく、金沢からの夜行バスをとっていた。それにまにあわせるため、１６時前に現場を離れた。朝から７時間のアクション参加。走らなかったけど、けっこうカロリー消費した。
福島からつけてきた手作りゼッケンはそれぞれ２枚目。アイロンプリントがはがれかかり、ぼろぼろになった。とりあえずここを一応のゴール。トランスヨーロッパから帰ったらこの続きを走ろうとは思ってるが、場所柄冬は難しいし、いつになるかな。
