次の夢を追いかけて

  52

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2012年6月28日   脱原発ひとりデモ14 大垣〜海津

 

 脱原発ひとりデモは先月の大垣までで、なかなか次の日程が取れなかった。あきらめて帰国後にしようかと思ったが、やはりおおい原発は今行かなくちゃ。7月1日、尾瀬に誘われてたのをあきらめ、昨日仕事のあと夜行バスで早朝の名古屋に、6時半ごろ大垣についた。奥の細道結びの地まで散歩1、7キロ。7時、美濃路の続きに入る。

 

写真

 

 地図の準備ができず、旧街道がわからなくなり、途中から国道で関ケ原に向かう。とりあえず目指すは垂井宿。8:22南宮大社の大鳥居が見える。

 

写真

 

 中山道に合流し、8:37垂井一里塚。

 

写真

 

 日守から中山道に入れた。やはり旧街道はいいな。↓家康最初陣地下辺りの松並木9:03。

 

写真

 

 関が原駅前を過ぎ、木之本への国道356に入る。このあたり関が原合戦場で、そこらじゅうに戦国武将の陣地跡屋ら、決戦の地やらがある。

 

写真

 

写真

 

 この国道は伊吹山の麓を西北に向かっていく。延々と一本道。9:57伊吹山ドライブウェイ口。

 

写真

 

 う〜ん、なんか旧道っぽい道が斜めに交差しているが・・・11:09、米原市高番。あとで地図見たが、南からのは中山道柏原から分岐した道、北側はクネクネ曲がって同じ方向に行くには行くがすごく遠回り。うっかり踏み込まないでよかった。

 

写真

 

写真

 

 伊吹山が、先ほどとは違った側から見える。野一色東には、昨年中山道走り旅で泊まった宿の村、醒ヶ井養鱒場の看板。

 

写真

 

写真

 

 12:10長浜市に入る。

 

写真

 

 田んぼの広がる向こう遠くに、伊吹山や、夜叉が池の山を望む道は景色がきれい。暑くなり、飲み物やガリガリくん梨やゼリーをコンビニでゲットしながら進む。金かかった。

 

写真

 

 12:46、あざい歴史民俗資料館入り口。長浜のせんねん灸の工場もこの角にある。買って行きたいが荷物になるからムリ。

 

写真

 

写真

 

 13:15野焼きの跡ののどかな道。須賀谷温泉入り口あたり。

 

写真

 

写真

 

 13:46いかにも旧道分岐、方向違いにはなりそうもないところがあったので、入って行った。正解。北国脇往還の道標。村の中の細い道だ。

 

写真

 

写真

 

 高月を過ぎ、もうそろそろ木之本が近いかな。14:48。

 

写真

 

 左、右、左と曲がり、木之本の街中へ。スーパーの中にダイソーがあった。夜行で来たので充電不十分で、スマホ電池切れ、おまけに緊急充電器が壊れていた。100円で買えた。飲食物も1回分ダイソーですませた。助かった。
 琵琶湖1周ウルトラマラソンで通った道に合流。賤ヶ岳の山並みに向かう。(ところで、木之本から北へ行けば、敦賀まで20キロちょっとだ)

 

写真

 

 国道はトンネルで抜けるが、旧道はS字カーブで登り、トンネル区間はほんのちょっと。(ウルトラのコースだと峠越えだっけ?)木陰の道は気持ちよい。

 

写真

 

 琵琶湖を見おろす下り坂。琵琶湖一周では、この先も湖に沿って曲がりくねりアップダウンの道を行くが、時間がかかりすぎるので次は国道のトンネルを抜けた。16:50塩津。

 

写真

 

 塩津〜敦賀は直線だとたった17km。この先敦賀へも行くが、今回はまず大飯、高浜原発へ行くため、小浜に出る。塩津から琵琶湖一周では奥琵琶湖パークウェイを登っていく。景色は美しいが、きついし距離が伸び時間がかかる。近道で国道303を行かないと日が暮れてしまう。
 17:19、トンネルを一つ抜けた、八田部。山に囲まれたのどかな村だ。

 

写真

 

 もう一つトンネルを抜け、国道161に合流。ここものどかな村。猿が1匹!慌てて写真撮ろうとしたが、隠れてしまった。

 

写真

 

 道の駅追坂峠を過ぎて下り坂になると、琵琶湖が見下ろせた。18:38夕暮れが迫る。

 

写真

 

 18:55、海津天神社とユースホステルの看板。もうすぐだ。

 

写真

 

写真

 

 今夜の宿は海津天神社の社務所をかねたユースホステル。明日、あさっての宿は取れてない。
 大飯原発の近くは海水浴場で、民宿がたくさんある。だからなんとかなるだろうと思ってた。が、電話してみたらどこも満室で断られた。工事関係者で一杯なのだ。あちらさんは再稼動控えているから、なおさら人が多いのだろう。数件目、「このあたりどこも満室のようですね」と聞いてみたら「空きがあったら困るだろう」との答え。民宿で、空きがないほどの稼働率ってふつうは珍しいんじゃない?そりゃすごいわ〜。原発依存になる構造。そして、あてにならない観光客は相手にしなくなる。原発が近くては心配で観光客が減るが、もっと確実な客で埋まるのなら、関係ない。原発とひきかえに他の業界が衰退してしまう。
 たった一言のやり取りでそこまで推測してしまうのはちょっと決め付けかな。ちょっと想像力を働かせすぎ妄想の世界に入ってしまったようだ。

 

    この日のコース(ルートラボで)

     前の日記       次の日記  

    旅がらすの乱ラン欄12年6月に戻る    からっ風の丘からHOME