次の夢を追いかけて

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旅がらすの乱RUNらん

 

   2011年12月8日   学生寮は学生気分、仕事は現地スタッフの応援

 

 各地から派遣で来ている職員が、町内の病院の旧看護学生寮を使ってる。仕事のあと一緒に温泉に行ったり、食堂に集まって騒いだりおもしろい。って何しにきたんだ?

 

 

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 全国各地の自治体職員が、役場の業務応援に来ている。のどかな田舎に突然の大災害、職員の多くが被災したが、業務量は何倍にもなっててんてこまい。派遣の人たち、普通に地元の役場職員と一体化して仕事してた。 

 社会福祉協議会も、震災前はバタバタ追われる環境じゃないから、本来の地域福祉のため創意工夫して障害者の作業所や、介護関係の事業をしていた。震災で大混乱のなか、先月まで、ボランティア受け入れ、被災者とのマッチングに追われ、私たちはその一部を受けもってきた。ボランティアさんたちをお手伝いのほしい住民のところに振り分けるための、住民ニーズの事前調査だ。被災現場に行って被災者の方々の話をきき、どんな作業をしてほしいか、それがボランティアでもできるか、何人でどれくらいの時間、道具は、などを把握して段取りをする。これで、山元に来たボラさんは、スムーズに充実した支援に携われるというわけだった。 
 今月から仮設住宅を訪問し、生活状況確認や相談など被災者の生活支援に力を入れるようになった。応援に派遣された私達も、仮設生活支援の班に入る。外から見たら私たちも社会福祉協議会のスタッフだ。地元からこの業務のため臨時職員として新しく採用された人たちは、明るくふるまっているけど、津波から奇跡的に命拾いしたり、親しい人がたくさん亡くなったり、家や田んぼが流され、会社が倒産し、と、みな大変だ。この業界初めての人も頑張っている。今日は群馬より寒かった。あっという間に10日間終わりそうだ。

 

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