次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2011年4月30日    2011年さくら道、前半は自己ベストペース

 

 名古屋発6時のあおなみ線で、7時スタートに十分間に合う。ホテルは駅まで5分くらい。というわけで、起床は5時半。身支度なんて何もない。忘れ物ないか見回して、チェックアウト。朝食は電車と、受付後。反原発ウェアも大会ゼッケンもらってから装着場所考えよう。
 あおなみ線は今年もさくら道参加者の貸切状態。
 集合場所のJRバス車庫に着くと、ほとんど知ってる人ばかり。くっちゃべってばかりで、支度が進まない。
 荷物運搬のトラックに、は〜さんとコーチャンがいる。コーチャン結局DNSか。女性更衣室用のバスでトイレ済ませて、と。

 

 

 

 開会式。JRバスの方が挨拶されてる前で、ゼッケンつけたり朝飯食ったり、あわただしく準備、完了!

 7時スタートわーい(嬉しい顔) 走る人 走る人 走る人

 あれっ、今年は1号桜、みなさん目もくれずにスルー 走る人 走る人速いみたい〜。後ろ、あれっもうあんまりいないみたい 走る人 走る人
 信号ひっかかりまくりでそのたびに前と離れて困ったな。困ることないじゃないかって?道覚えてるから迷う心配ないし。でもねえ、信号待ち→ダッシュ→信号待ち→ダッシュのインターバルやだもんね〜。先は長いんだから、こんなところで慌てることないって。それもそうなんだけど、ラストで慌てるときは、何でもっと前から急いでおかなかったんだろうって思うしね。
 ゴールまで行くってことだけなら、急ぐことないのは事実。時間内に、としても、後半どれだけ粘れるか、崩れてしまうかで決まる。スタートからのんびり行っても、45時間くらいまでは可能。だけど、43時間、42時間・・・を狙うと、前半からある程度貯金が必要。鈍足カラスの場合どう計算しても、40時間は見えてこないが、狙いは、本音42時間

 ちゃんと書けよって。

 本音は42時間、夢は日付変わる前ゴール

 初めて走ったとき、44時間43分、へ〜、案外行けるじゃないって。それからさくら道は本気走りになった。翌年は自分のペースを守ってムリ、ムダ、ムラなくして43時間12分。その翌年、42時間狙うには前半からもう少し詰めて、とがんばってつぶれリタイア。昨年も42時間狙い、回りにひっぱられ美濃市まで順調だったけど、どこも不調じゃないのにズルズル遅れ、蛭が野で夜が明け初回ペース。そしてなぜか五箇山からまたズルズル遅れ、城端ワーストペース、県境にいつまでも着かず、あ〜もう一晩徹夜か。贅沢言っちゃいけない、まだ時間内十分間に合う、と粘って46時間半。だから、今年も本音は42時間。だって、42時間ってことは1時ゴール。いつもの寝る時間だから、徹夜の辛抱は一晩ですむでしょ。動機が不純〜。
 名古屋駅〜名古屋城あたりは、昨年学生さんやってたときスクーリングでよく来たなあ。

 

 

 市役所も県庁もレトロだね〜。(7:58)名古屋城をぐるっと回り、しゃちほこの写真もとらず、先を急いだ。岐阜までは時速8キロで行きたいんだ。42時間を狙うと忙しいダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)あせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)

 枇杷島橋から一宮までって単調ですごく長く感じてたけど、何回も走ってると惰性で行けて今年はうんざりしなかった。フル100仲間のトミー夫人と、千田虎峰さんが応援してくれた。赤池の佐藤桜、今までみなさんスルーだったけど、今回気づいた人がいて、あ〜それか、と思ったけど写真とりそこなった。次回か、別のときにちゃんと見ておこう。

 

 

 一宮裁判所の佐藤桜。10:18、ここまで26キロちょっと。いいじゃない。毎年、大会のない間も私設エイドを出していただいてる。が、ちょうど信号が・・・慌てて渡ってしまった。ここから笠松の分岐まで10キロあるけど、いつもは短く感じるのに、逆にここが長く感じた。なんじゃい?一宮駅前通って、しばらくはまあ賑やかで、わかりにくくない分岐(これを右に間違うってのは??)線路越えて、郊外型ショッピングセンター街過ぎて、木曽川はまだかなあ・・・
 やっとついた。橋の上で岐阜県入り。渡ると、私設エイドが今年もあった。(11:27)

 

 

 そろそろコンビニタイム。現金の持ち合わせもないから、リタイアできなくてちょうどよいけど、一応おろしておくため、セブン限定。ATM無料。トイレと、飲み物と、食料。もう、美濃市の先まで寄らないぞ!
 線路越えて突き当たりを右。雷が鳴っていきなりの大雨。ちょうど、屋内退避できるところがあり、ウインドブレーカーを着る。すぐに止んで、着たままだと暑いので脱いで、また降ってきてと、天気が不安定。明日は雨だけど今日は曇りの予報だったのに。
 道がカーブして、芥見なんとか、っていうあたりも長いなあ。まあ覚悟の上だ。兄やんがヤクを飲んでるところを追い越した。左の廃線は、もうレールもとりはずされた。遊歩道になればいいのに。百年公園への道を過ぎ、右にカーブすると、ほっとする。

 

 

 ベイシアがあるから。「何の写真撮ってるの」と、イノブタ仲間のえっちゃんに聞かれた。おらほの自慢、ベイシアぴかぴか(新しい)だいね。
 この区間、道が整備され走りやすくなった。はしらんなーさんが、エイドの呼び込み。「残りもう200キロきったよ」と。そろそろ空腹のところ、ソーメン食べて、しばらく大丈夫。高速下のエイドを過ぎたら次の交差点左折。ここを直進してコースアウトする人がいるってのはまあ、わかる。ほかはずっと道なりだから。6.5キロ先の美濃市役所まで1時間以内で行きたい。予定通り、岐阜まで時速8キロ、そのあとも7キロは維持できている。

 

 

 美濃市役所15時半。スタートが名古屋駅より4.5キロ長いんだから、自己ベストじゃない。全然くたばってないし、いいぞ〜。
 本当は、ゆっくり見物、宿泊しながらさくら道ジャーニーしたい。そのときは岐阜か、美濃市スタートでいいね。コースが楽しいのはこの先だ。せっかく景色がよくなるのに、大会だと、疲れが出てくるころだし日が暮れるし・・・右に行けば、「うだつの町並み」こういうのに道草したいんだよね。
 道の駅にわか茶屋の私設エイドで飲み物いただき、トイレに入り、すぐ先にコンビニがあったので食料調達。もう、郡上まで寄らないぞ!ちょっと先にまた道の駅、みちくさ館。ここにも私設エイド、地元名産のジュースなど。例年このへんまで暑さに苦しむけど今年は涼しい。エイドの人にそういったら「涼しいというより寒いくらい」ランナーはちょうどよいけど、じっと待ってる人は寒い。ほんとうにありがたいことだ。
 長良川の橋を渡ると、川面にロープが渡されこいのぼりが泳ぐ。今年は、走りに集中!写真なし!昨年スクーリングのついでに長良川鉄道の旅をした、見覚えある駅名次々通過。

 

 

 道の駅美並、日本まんまんなか園17:03!自己ベストぴかぴか(新しい)問題はこれからだけどね。
 すーみん。からチロルもらったハート達(複数ハート) これでしばらくは、すーみん。パワーでダッシュ(走り出す様)ダッシュ(走り出す様)明るいうちにどこまでいけるかな。下田の渡跡で長良川を渡る。まだまだ明るい。道はゆるくカーブとアップダウンを繰り返し、日本まんまんなかの村入り口。去年はこの辺が写真撮れるぎりぎり。まだまだ明るい。この辺で前後してた春井さんは日付変わる前狙いというし、小川さんは、40時間狙えるペースだよって。長良川沿いの道は、初めて見る景色だ。いつもは暗いから。今回、暗くなったのは、ぴかぴか(新しい)千田虎峰ぴかぴか(新しい)ドライブイン。郡上八幡駅分岐を見逃さないよう、チェック。ラーメン屋をのぞくと、ランナーがいっぱい入っていた。暗く細い道に入り、無事駅前通過。19:53ぴかぴか(新しい)やったね。20時前だ。そして、まだくたばってない。

 

 国道と合流し、中で食べられるコンビニに。ここも参加者が次々入ってきて満席になる。ここまで、ぎりぎりにロスタイム削ってきた。ちょっと座って休憩にしよう。うどんを買って食べた。でも、長居せず10分強で出発。
 すえちゃんがダーットとすごい勢いで抜いて行く。自販機前に座ってるところを追い抜く。またダダダッと抜かれる。歩いているところを抜く。べつに競っているわけじゃないけど、それぞれのペースで行くと、そんな感じで、何人もの仲間が前後してるけど、ほとんど単独で走った。めぐみの農協、郡上大和駅前と、目印でペースチェック。3回目のときは郡上八幡までムリしてがんばり、もう限界、少しペース落とそうと気が緩んだら、一気にくたばった区間。今だって疲れてきた、ジワジワペースも落ちてる。大和を過ぎると、人里離れた真っ暗な区間。11時に白鳥着きたいな。対岸に高速が見える。白鳥インターはそろそろかな、と思ったらくぐっただけ。まだ3km先。また沿道に人家が現れ、看板にも白鳥の文字。近づいてきた。白鳥インター過ぎたら、対岸にループ橋が見えてきて、以前のコースの分岐に着く。ここで23時。街灯のあかあかと付く白鳥の街を抜け、左折して橋を渡ると、角に公式エイドの佐藤民宿がある!でも、お預け。まず顕彰碑往復だ。民宿の並ぶ村の道も、上り坂でつい歩きになる。顕彰碑の入り口にはライトがあるって言ってたな。あった!今年も寒く真っ暗な中、は〜さんが案内に立っていてくれた。顕彰碑は23時半?折り返しても下りが急すぎて走れない。村の中も、急な下りだ。こりゃ、登りを走れないわけだ。
 佐藤民宿に戻ったのは23時40分くらい。寒いので、休憩の前にまずトイレへ、中にヒートテックを着て、長袖とウインドブレーカー。昨年は小雨、0度の蛭が野越えもこれでOKだったけど、今年は雨が本降り。熱いうどんを食べ、おにぎりをもらって出発。0時、日付が変わった。書いてる今もね。明日の日記に続く。

 


     前の日記       次の日記  

   旅がらすの乱ラン欄11年4月に戻る      からっ風の丘からHOME