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旅がらすの乱RUNらん

 

   2011年3月23日    関東の水と野菜が放射能汚染

 

 原発事故で放射能が出続けている。200キロ以上離れているし、西風の時が多いのだから、群馬や東京には飛んでこないだろうと期待してたが、北関東全域のほうれん草やブロッコリーから出た。他の野菜は大丈夫と言われたって、雨といっしょに降ってきたものはどの野菜にもかかっている。東京、群馬の水道水からも放射性ヨウ素が乳児の基準値以上に出た。乳児じゃなく幼児なら影響ゼロなんて考えられない。幼児をかかえた娘家族は真っ暗になっていた。かなりの水を備蓄しているが、影響があるものは厭だからと、全員が水道水を避けている。使用量が多いのでいつまでもつか、先行き足りるか心配と。雨といっしょに落ちてきたら土壌も汚染されるから、もう東日本で野菜作ったって食べられないと言う。
 東日本の農漁業はどうなるか、私は心配でならないが、都会で暮らす人たちは「もうだめなんじゃない」「保障してもらわなくちゃね」と言う。ヨーロッパの広大な農地が思い出される。何百年前とほとんど変わらぬ田舎の風景。あまりにも距離感が違い、田舎ばかり何百キロも続き、生活の便利さとか心配だったけど。でも、普通に農業で暮らせるということが、日本でもできないのだろうか、人口密度が全然違うけど、農業従事者が少なくなった現在、方法はないのだろうかという思いを抱いてきたのに。(農業を知らないので、方法は全くわからないけど)もともと狭い土地に多くの人がひしめく日本、その東半分で農業・牧畜ができず、人も住めなくなったら、西半分に入り切るわけがない。また、こんな大勢の人が海外脱出できるわけない。
 原発の危険や、現実に起きてしまっていることを直視し、これでもまだ人体への影響は大丈夫という学者の話をうのみにせず(原発の責任を軽くすることはできない)日本で隠され海外で報道されてる情報にもアンテナはって行きたいけど、その中でも生き延びる道を探し続けたい。

 


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