次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2011年3月5日〜6日    小江戸大江戸200km

 

 スタート会場にいるからゆっくり寝て、ぎりぎりに受け付け。広間に行ったら、顔見知りがたくさんいた。受付のmokoさんやパパさんは大忙し。
 8時スタート。みなさん、川越の蔵造りの町並みも時の鐘も見向きもせずかっ飛ばしていく。まあ、どの大会に出ても、みんなが速いということは、旅がらすが遅いということだ。しばらくは集団だったので、まだ後ろがいると思ってた。荒川土手に出るころ列が伸び、途切れるようになって、前との間があき、後ろを見たらいない。いくら頑張ってもどん尻右斜め下そのうち追い付くと思ったけどダメ。でも、昨年体調不良で最近復帰したばかりのお稲荷さんと一緒に走る人れて楽しかった。
 荒川土手からは、わが上毛三山の榛名山、赤城山が前方に霞む。左奥の富士山、奥多摩、奥秩父の山並みはだんだん外秩父、西上州の山の陰になってくる。関西人のお稲荷さんに景色の説明などしながら走る。25kmの第1CPまでは約3時間で到着。頑張ってるじゃない。

 

 

 このあたりからミニーちゃんとも前後する。いつも速いのに、故障中だそうな。

 

 

 熊谷市街地を対岸に見て、橋を渡り国道140号に。玉淀大橋で荒川を渡り返すと、CP2。残りが3人とか5人とか?

 

あとは254でひたすら都心をめざす。以前帰宅難民避難訓練ランで夜中に走った道だ。(このとき、その1週間後にほんとうに帰宅難民が大量発生する事態が起きるとは思ってもみなかった)小川バイパスが長い。東松山のなか卯に寄りたいな、なんて思ってたら、道路の向こう側から呼び込みが。う〜ん、渡れない。が、見たらK下さんだ。タテヤマさんも、サダちゃんもいる。これは寄っていかなくちゃ。うどんとぜんざいもらって、しばらくなか卯にいかなくてよくなった。
 知ってる道だけど、立体交差などで上を通るか、下でもいいのかはっきり記憶がない。歩道がない所に入ってしまったら危ないし。でも、基本は254をひたすら行くだけ。途中のコンビニでO坪ペアに追い抜かれた。荒川土手で不調そうだったけど、若いからね、復活したみたい。日が暮れた。暗いと地図が見えないし、一本道だからいいや、と思うと距離がわからない。くたばって来たけど、大村湾のときより体調はましだ。あれから少しは走ったからね。

 

 ライトの電池が減ってるのか、暗くて道も全然見えない。お稲荷さんのライトが頼りだ。
 入間川を渡り、川越市街地に入った。90kmでスタートの湯遊ランドに。手前の100円ローソンで電池を買う。CPが湯遊ランドのどこにあるのか探し回った。エイドでしっかり食べ、またお稲荷さんとスタート。スタッフもみんな仲間内だけど、第1CPから移動しながら、少ないメンバーなのに暖かいものなど用意してくれる。この人数でよくこれだけの運営ができると感心。
 しばらくして、お稲荷さんが不調となり、リタイア場所を探した。最寄駅に出るところを通行人に聞き、駅に向かった。それからしばらく一人旅だったけど、ミニーちゃんと合流。
 100キロあたりで吐き気が強まった。でも、胃が空になるのがより悪く、食べることはできそうだ。新座のなか卯を目指す。
 なか卯ではかなり吐き気がひどく、食べてから戻したらもったいないので先にトイレに行って・・・このごろ長い距離走ると毎回気持ち悪くなり、吐いてしまう。たいてい70kmあたりだ。今日は少しましなほう。次回から良い胃薬を用意しておこう。
 和光陸橋を過ぎた。都内に入り、成増駅前。池袋までまだ8kmある。今回、ダブルブッキングのため夜明けまでにリタイアしなければ寝れない。深川まで走って行けると良いなと思ってたけど、上がらないペースがますます落ち、時速5キロになってしまったので池袋から電車。もう始発が動いてる。
 池袋から先、明け方の街を一人で走るミニーは超怪しいかも。
 用事が終わり川越に電車で戻った。20時ちょうど。続々とゴールしていた。私同様、用事があって中抜けした人もかなりいて、完走率50%ゴールできた人はみんな時間内だった。走力の問題でのリタイアではないけど、吐き気やペースダウン、なんとかしなくちゃ。

 


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