ありました!ヒロボーさんの知り合いの旅館で、みんなを応援するためでっかい幟を掲げ、ライトアップしてくれてる!そこには「さくら道270kmウルトラマラソン ようこそ金沢へ! 頑張れ!桜の勇者達・・・応援・朝日屋」と書かれている。へ〜、わたしらのこと、勇者だって!そうさ!ウルトラマンだもんね。かっこいい。とめちゃ感激したんだ。ほんとうに、勇気と感動が沸く。もう少しだ。 ここからもうひと登り越え、ゆるく下って行くとローソンに着く。今回はローソンから左側の道、ネイチャーと同じコースをとる。初めての道のせいか、高速インターの周りの人家のない所のせいか、長く感じる。本当に、森本こっちでいいの?と、周りにいた人が心配している。なかなか街中に入らない。やっと、右側からの道を合流、歩道もあるようになったが、ガタガタ路面で走れない。車道をそのまま進んでいたら、パトカーが来て怒られてしまった。 3時すぎ、やっと森本交差点に着いた。残り2時間で行くぞ!が、ペース上がらない。だけどみんなもくたばっている。がんばって市内を進むと、次々に仲間を追い越した。途中ほとんど会わなかった人たちだけど、少し前にいたんだ。兼六園直前では6〜8人のグループになった。案内スタッフがいるかなと期待してたけど、誰もいない。地図見ても道がよくわからない。初めてのときは、関家さんが佐藤桜までと、その先の広町交差点、香林坊へと案内してくれた。次のときは、園路に入らずそのまま進んで佐藤桜を通り越し、逆走して探した。その学習成果なく、またわからなくなった。みんなもあっちだこっちだ言って、ばらばらになった。ほぼ確信の持てる道を見つけたので、O崎さん、machidaさんを呼んだけどなかなか来てくれない。大きなアップダウンがあったけど、4:24佐藤桜発見!あったよ〜こっちこっちと叫んだら、来てくれた。 坂を下りきって外の道に出たら広町交差点。また方角が?ここはmachidaさんが覚えていた。また集団が合体して大きくなってきた。このあたり、すでに旅がらすは右肩下がりがひどく情けない格好だ。でもそれは自力でなんとかできるからまだいい。machidaさんの場合は斜め後ろに傾き、要介護状態だ。脚は動くのでO崎さんがつっかえ棒になって進んでいた。 金沢駅入り口を曲がり、すぐ先を左へ。線路をくぐり、もう少し。二口町交差点まできた。以前のルネスはここを右折、それからが長かった。ルネスがつぶれ、かわりに夢の湯ができて今回そちらがゴール。二口町を直進、前より近い。高速をくぐればもうすぐだけど、見えている高速が近付かない。着かないと思っても進み続ければ越えられる。もうちょっと、あの角を曲がってと仲間が、スタッフが迎えてくれる。もうすぐ!ゴールすれば、風呂入って眠れる。ゴールの横幕が見えた。着いた!!5時31分。よかった!みんなと走るさくら道を完走できた。17年前、この大会が始まったときからあこがれていた。やっと出場できる環境になったとき、終わってしまった大会。やっと再開し、出場し、完走することができた。
後は、風呂入って寝て、酒飲んで、電車でまた寝て帰った。
宴会も出ないで山口に向かい、萩往還を走る人がいる。今夜小諸に泊まり、川の道後半に参加する人もいる。ここで折り返し名古屋に走って帰る人もいる。今は、真似したくない。
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