旅がらすの乱ＲＵＮらん
２０１０年１月４日 小幡、大塩湖経由で上州一宮へ
「初詣」は昨日すんだけど、旅がらすの場合初詣をするわけじゃなくて、初詣の見物なのでいくつ行ってもいい。今日は上州一宮に行くことにした。インターから牛伏山に向かう道を走っていたら、おまわりさんがいっぱいいる。このへんは２年半くらい前、板橋の殺人事件のほとけさんが見つかったところだ。「また何かでたんですか？」「いや〜、こんどはそんなでっけぇんじゃねえですが」オオカミなんかも出動してクンクン嗅いでいる。「ズボンはいてねぇ人を見ませんでした？」ヒャ〜、何それ、気持ちわりぃ〜。「もし見たらすぐ１１０番に知らせてください」だって電波通じるかなあ？「そんな変な人がいるんですか？」「ズボンはいてなくて、靴は片方だけ。今その山にへぇっちまったんさ」「あんたね、今日はこの道よしたほうがいいよ。そいつがこの山ン中へぇってるから、車が来たら乗せてもらっちゃいな」そう言われても困るので、別の道から行くことにして引き返した。
上信ぞいのジェットコースターコースで小幡に。雄川沿いの遊歩道往復し、「紅葉山」の看板につられてなんとなく入って行く。七福神巡りの寺があった。福禄寿のいる福厳寺。ほかの寺も回ろうかな、と一瞬思ったけど、方向違いのもあるのでやめた。
次は大塩湖に。なんか不調になってきてとくに食べすぎのせいか胃がおかしい。あまり回り道しないことにして、上州一宮、貫前神社にむかう。
山のてぺんの鳥居めざして昨日まで出店が並んでいたはずの坂と、石段を登り上の広場に。そこにはまだ出店があった。門から石段を下って、谷にある本殿に。１６時近くなると急に気温が下がってきた。古いお札やお飾りを燃やす焚火に当たる。
暗くならないうちになるべく進もう。旧２５４で富岡市街をさっさと抜けて、上州福島、上州新谷。歩道の路面が悪いので暗くなると怖い。最後のほうは真っ暗になり、もし転んだら車道に飛び出してしまうかもしれないので歩いた。山荘近くまで戻ったら、今日の走行距離が４１キロくらいだとわかった。それならちょっとおまけを走ってフル以上の距離にしよう。真っ暗だけど車がこなくて、ちゃんと舗装してある畑道走り、いつもの夜間コースも半分を往復、４３キロになった。６時間がかり、時速７キロだけど、まあいいや。