次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

 
  
2009年11月13日     加賀温泉駅から山中温泉散策15km

 

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 大人の休日倶楽部会員パスで2泊3日、JR東日本+ほか一部乗り放題。9月は十和田湖に行ったが今回もう寒いのでどこにするか。2日前まで何も決まっていなかった。雪の心配の少ないところ、行ったことの無いところと思って候補は2つ。三陸海岸か福井。福井はずっと以前車で通ったけど、有名な永平寺などがまだだった。天気はどこ見てもよくなさそう。三陸は気温が低いので少しでも暖かそうな福井に決めた。
 仕事の宿直明けに出発なので、新宿から信州まわりで行けたらアルプスなんか見えるしいいなあ。が、時刻表調べたらそのルートは無理。結局越後湯澤乗換え北北線「はくたか」経由になった。乗り継ぎ良すぎて買い物ができず、金沢でやっと時間がとれた。改札出てすぐのデパ地下でお菓子試食しまくり、食い逃げも気が引け2個購入。あと、カニチラシみたいなミニ弁当買ってまた新幹線 金沢はおいしい。帰りにも立ち寄って試食しよう。
 金沢からサンダーバードで福井に。今日はあまり時間がないので、加賀温泉で下車して山中温泉までウォーキングに決めた。ここはまだ石川県。 駅前ロータリーから振りかえると、駅の裏に由緒なさげな大観音が見える。加賀温泉郷は、この駅の周辺にはなくて、どこも数キロはなれている。山中温泉は一番遠く10キロくらいある。
  前方に山並みを眺めながら、田んぼの間の道を行く。荷物や着替えの都合で走らず速歩き。知らないところなのでどれがなんの山かわからない。たぶん加賀白山周辺の山並みだと思う。うまげな和菓子屋があった。おもわず寄り道。店内もしゃれている。ふんわりプリン生どら1個購入。お茶と試食品出してくれた。
 山中温泉に近づく頃薄暗くなってしまった。温泉街手前に、漆塗りの伝承産業会館が。今日は寄り道の時間がない。温泉街入り口から、中心の通りと別れ川沿いの遊歩道方面に。芭蕉の道と名づけられていた。かなり暗くなってきた。真っ暗になるぎりぎりまで、渓谷遊歩道を行く。全行程でこおろぎ橋まで行きたがったがちょっと無理。公園風のところから、上に登る。 変わったデザインのあやとり橋を渡り、温泉の中心街に戻る。
  椀や箸などの漆器をウインドーに飾った店が並び、古くからの街っぽい。アンティークな店も多い。ここは温泉街散策が面白い。裏通りに入ると、芭蕉の館。
 旅館の日帰り入浴もあったが、伝統の共同浴場に向かう。その一角の広場には足湯もある。昔ながらの菊の湯。こちらは男湯だけ。広場をはさんだ向かいに、芸者さんの伝統芸を披露する山中座。1階天井は漆塗りで祭りの絵が描かれている。共同浴場菊の湯の女湯は山中座の建物の中にある。湯量豊富で、立って入れる深さの大きな浴槽にじゃんじゃんかけ流し。山中座の1階、菊の湯側の天井にも漆塗りで書かれた絵があった。
 駅までの帰りはバスにした。少し時間があるのでもう一度温泉街散策。今日は車の運転がないので、湯上りのビールが飲める。地元手作り品を置いている酒屋に地ビールがあった。白山こしひかりエールを紙コップ1杯。手作りコロッケをつまみに。ビール片手に菊の湯のバス停に戻った。山中温泉は湯量が多いだけでなく、源泉は熱湯。男湯の前には、温泉卵を茹でる釜がある。勝手の持ち込んだ卵は使うなと書いてあった。10個作っても持て余すので、茹でてあるのを1個買った。
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