次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

 
 
2008年12月29日    東海道物見遊山の旅、足柄〜三島

 

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 年末年始、3年前までは田中さん呼びかけの東海道遠足が恒例だった。旅がらすはとうとう参加しそこなったが、ジャーニーランの原点ともいえる。そして初日または最終日、日本橋に近い区間の応援に行ったり、打ち上げに参加したりで、まるで常連のようにちゃっかり仲間入りしていた。06年3月、1週間の休みが取れ、一人旅で全行程(宮〜桑名の七里の渡し区間を除く)を踏破した。
 今回は、がんちゃんとあんころさんが年末年始どこかで1週間の走り旅をしようと相談した結果、東海道物見遊山の旅に収まったのだった。日程の関係で田中さんのときとは逆コース、四日市までとなった。
 初日、みんなは日本橋スタート、鎌倉・江の島をおまけにつけて、特別割引の東横イン茅ヶ崎に宿泊していた。
 旅がらすは宿直明けで電車にとびのり小田原経由大雄山。みんなの位置をきくと4キロ先。どこかで昼食でもしていてくれればすぐ追いつけるのだが。11:50スタート。
 足柄峠に向かってすぐ緩い上り坂。駅から2キロくらいで旧道に入るが、送電線が目印のはず。が、その送電線がなかなか見えない。おかしいな?と上を見上げたら、なんと、そこの真上にあった。右に急坂の細い道に入る。CPの足柄神社12:12。
 神社の先も、ミカン畑の丘陵地に旧道が続いている。丹沢や箱根、これから行く足柄峠の右に矢倉岳など山々の眺望が良い。 このコース、一度だれかに田中さんの地図をもらって辿ったことがあるが、はっきりした記憶がなく、わかりにくい分岐だらけだ。がんちゃんが先週下見をした写真を送ってくれたので助かる。
 車道に下って反対側の旧道に。矢倉沢の関所跡のある村だ。次はまた車道と交差して右に行くが、現在は道が改修された結果旧道が段差の上下となり、迂回。ここもわかりにくい。見晴らしのよい丘陵地で楽しいが、アップダウンが多く、ペースは上がらない。また車道の左側の旧道に入り、森の中を進んで、金太郎公園に出て、まもなくCP8地蔵堂。13:38。ヘアピン状に折り返し、足柄峠への本格的登りが始まる。この登りも見晴らしが良い。しばらく旧道(林道)を行くと、いよいよ山道。
 1キロに何分かかるんだ〜というペースではあるが、山道だからしかたない。途中から箱根旧街道のような石畳も出てきた。足柄越えが確か一番古いルートだったと思う。次が湯坂路で。 CP9足柄峠、関所跡に14:08。峠のてっぺんの一角には聖天堂もある。ここから金時山への道、矢倉岳への道が分岐する。今日は峠を越えて御殿場側に下る。期待通りの富士山の眺めだった。下りの山道であんころ姫さんたちに追いついた。あとはワイワイ珍道中。車道に合流し、CP10、巨大名号碑14:30。超デカっ。
 下り坂の途中にも一里塚跡なんかがありまして・・・え、これもCP?違うよね!とみなさんCP以外には興味示さない。足柄駅で踏切わたり、旧道はうとう坂へ。常夜灯が旧道入口(だったと思う)坂を登っていくと、一里塚あとの標識。CP11。15:02。その先にまた、一里塚あとの標識があってなんだかわからない。 通過時間は前のほうのにしておこう。
 高速を渡り、村の中の細い道に分岐してCP12深沢城址、15:29。御殿場市街が近づいてきた。このあたり、富士山が麓から丸見えで美しい。箱根は、なぜか低く見える。御殿場の標高が高いのかなあ。市街地に入り、神社があると、CP?と思うが、本物のCP13浅間神社は大きく、間違う心配のないものだった。16:11。明るいうちに少しでも先へ進みたい。足柄道は、東海道のようなメジャーな旧街道ではないので、現在の国道との分岐がわかりにくい。普通の農道や村道との区別もつかない。
 富士山の雪に夕日があたり、ピンクに輝いて美しい。まもなく暗くなり、迷いながらの旧道探し。あっという間に時間がたつ。CP14石碑群は地図上の位置と実際を確認、一致させたが現物は見当たらない。 
 裾野市役所の先で左折、駅へ向かう道の途中にCP15秋葉山常夜灯。小さな石塔で常夜灯に見えず探し回り、地元の人に聞いてこれで合っていたのだと判明。みんな合流し、三島へむかった。田中さんの設定もとにした計算だと三島のゴール関門は19時半。単独で先行していたセカイの金井さん以外はみんなタイムアウト。コンビニで買い物した後、20時過ぎのゴールとなった。
 今回はいつもの安宿をとらず、みんなといっしょにアルファーワン。割引券があるから。
 夕食はアルファーワン1階の居酒屋で。ドリンク200円券もサービスでついて、カイロくれたり、まともなホテルはサービスが良い。 

 

   
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