次の夢を追いかけて 

 


旅がらすの乱RUNらん

 

 
 
2008年12月14日    氷雨の小川和紙マラソン

 

 まだ薄暗いころ、きよちゃんからメールが入った。「出ました、8時半には会場に着く予定」え〜っこんなに早く。こちらはまだ爆睡中。天気は?雨の音がしている。
 もう一眠りしてから、牧羊犬仕様、完全防水仕様両方用意して車で出発。
 大会駐車場になっている中学校のグランドはぐちゃぐちゃだ。これじゃ明日から整備が大変、お気の毒に。会場の伝統工芸館では建物の軒先やテントの下にスタートを待つランナーや応援者がひしめいていた。出店もいろいろ並んでいるけど、寒くてうろうろする気にならない。ランモードの陣地は?更衣室テントの横にテントが一張り。閉めてあっても、中にいる人たちがすぐわかる。賑やかだから。テントの中はいくらか暖かい。みやびさんは今年もサンタ、伴走者はトナカイ。きよちゃんはどうしようかまだ悩んでいたけど、暖かい羊も雨がしみたらかえって冷たいから、合羽の上下着たまま走ることにした。では相方だけ牧羊犬でもしかたない。防水ウインドブレーカー上下を着こみ、かぶり物は毛糸の帽子、フリース手袋の上に料理用ビニール手袋はめて雨対策完全武装。ただ、シューズが濡れて冷たくなるのはどうすることもできない。
 寒いけど外に出て、ハーフの出陣を見送ったらこちらもスタート地点へ移動。いくらか小降りになってきた。
 きよちゃんはキロ8分で走りたいという。それくらいなら、ちょうど良いなあ。でもいつもの10キロのタイムは1時間10分くらいだって。じゃあキロ7分じゃない!そりゃ大変。目標タイム順に並ぶのだけど、「35分」なんて書かれていると、5キロのことかと思ってしまう。
 後方からゆっくりスタート、旧254をバイパスに合流するまで走る。緩い上り坂。少し下って、バイパスに出てからまた上り坂。体は暖かくなってきたが、足は冷たい。車で向かってくるとき、竹沢と小川に間のトンネルに近い方でハーフと10km両方の書かれた看板を見たので、あんなところまで走るのか、と心配だったが、すぐガススタやマクドのある角で左折。新興住宅地の道になった。応援もぼつぼつでてきた。5キロ地点の先で坂を下ると、なんか見たような道に。旧254だった。きよちゃんはキロ7分イーブンでずっと走っている。単独で外を走ると、キロ9〜10分になってしまうが、こうやってるとまあ7分も大丈夫だ。
 前方から早いランナーがどんどん来る。残り3キロの先で折り返しなのだ。前からくるランナーがちゃんと左側によってくれればいいが、水たまりをよけて中央に出てくるし、カーブではインコースとりまくり。衝突しそうで怖かった。無事に折り返し地点到着、7キロくらいから失速すると言っていたが、ずっとキロ7分イーブンでゴールした。
 チップ返却したり、トン汁もらったりしているうちみやびさんがゴールしそうな時間になったが、寒くて外にいられない。テントに逃げ込む。ハーフの帰りを待たず、温泉に直行することにした。
 「花和楽の湯」は駐車場からすぐ。各種露天風呂入り、岩盤浴もやって、昼食にしたらもう15時。走っている間雨であんなに寒かったのに、急に晴れてきた。天気の回復がもう少し早ければよかったのに。誰のせいかな?
 

 

 

   
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