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花を訪ねて三千里シリーズ第21弾 コース:山荘〜裏道で上州福島、富岡〜旧道で下仁田〜中小坂〜妙義さくらの里〜妙義神社〜富岡〜スタート地点に戻る 距離 :72km(=18里) 累計 190.5里 天気予報はあまりいいこと言ってなかった。もつかなあ。朝はうす曇、暑くも寒くもなく、走りやすい。新緑のからっ風の丘をスタート。9時過ぎになってしまった。12時間はかかるので帰りは夜遅くなってしまう。国道を避けてなるべく裏道、わき道を使って下仁田をめざす。そのほうが静かで、でも人家は多い。お寺の前をかくかくっと曲がり、小川のそばには小さなお堂があり、「仁治の板碑」なんてのがあり・・・こっちが旧街道かな、と思ってしまう。でも下仁田道(中山道の脇街道、姫街道)は国道254と重なっている。 発見!今日もセブンのおにぎりが100円均一だ。前回も妙義コース走ったときだったなあ。煮卵いり牛メシ、牛ステーキ、鶏つくね、ソースカツがふだん150円だからオススメ。小幡へ行く通りと交差、今日は直進。笹森稲荷の前を通過、富岡へ。富岡市街地には入らず、インター方向に。このへんからは福寿草のとき走ったコースになる。もうコース知ってるからと、地図用意しなかったら何回か道間違えてしまった。ハナミズキが、赤、白交互に植えられ今花盛り、きれいだ。 次の発見!見覚えある地名が壁に並んで書かれている。土山、水口、石部、、先日湯の山ジャーニーで走った道。壁の正面に来ると、あれ〜、東海道の宿場が全部並んでいる。塗装屋さんの建物だった。なんでまた東海道?254の昔の道、下仁田道ではちとマイナーだけど、中山道のほうがここから近いのに。 この時期、新緑がきれいだ。花もいろいろ。道端の普通の庭もいい感じ。藤の花があちこちで咲いていた。 裏道から国道に合流。ツツジ寺があって、もうかなり咲いていた。今年は初夏の花が早い。また南蛇井から前回と同じ旧道に入り、千平で上信電鉄の線路から離れ、不通峡の橋を渡る。下仁田の街を抜け、中小坂から妙義方面の道に入る。 いつまでもつかと思った天気、雨が降り始め、下仁田でウインドブレーカー上下着て雨仕度。福寿草の里のある虻田の村を過ぎ、その先の分岐を今日は左へ。妙義桜の里へ向かう道だ。市街地よりだいぶ季節が遅れるので、民家の庭に枝垂桜がきれいだ。(まだ葉っぱが出ていない)正面にうっすらと妙義の岩峰が見えてきた。晴れていればずっと手前からくっきり見えるところだが。登りのカーブを繰り返し、どんどん高度を上げる。桜の里までもう少し。ここまでくると、道端に各種の桜が植わっている。 奇怪な形の岩山が雨に霞む。中之岳神社の赤鳥居の奥に金の大黒様?か何かが見える。この神社は妙義山石門めぐりのハイキングコースの入り口。今日はロングコースのランなので神社はパス。桜の里の入り口付近の桜はもうほとんど散っていた。一昨年来たときはもっときれいだったのに。桜の里駐車場の向かい側が妙義山登山道の入り口だ。トレールランには険しすぎる。縦走には道具なんかも必要らしい。第1駐車場のあたりに来たら、観光バスが連なっていた。葉っぱが出てきてるし、だいぶ散っているし、遅かったかと思ったけどここの桜は種類が多く、八重桜はちょうど見頃なのだそうな。だったら少し中に入って見てくるんだった。ここが目的地だったのに。桜の里の背後に妙義山がそびえる。雨の妙義山は水墨画みたいでかっこいい。桜をみおろしながらぐる〜っとゆるい下り。金鶏山の山麓をぐるっと回っていく。カーブを曲がるにつれ、展望が変化する。 右手に下界の展望が開けた。ここはパラグライダーの飛び立つところ。この天気、今日はさすがに飛んでない。向こうの丘のてっぺんに妙義グリーンゴルフ場のホテルが目だっている。 このへんまでくると、ひとつ楽しみなお目当てが。それは、山菜狩り!モミジガサの群生地を以前発見していたのだ。さて、正確にはどこだったかなあ、とペースを落とし、探しながら走る。あった!!この時期を過ぎると固く食べられなくなるので、遠慮なく摘んで帰った。 もみじの湯の入り口で道なりにカーブせず細い道を直進。赤門から妙義神社に入る。台風被害の大崩は復旧工事中。立ち入り禁止の金網が強化されていた。 暗くなる前になるべく進みたいのでゆっくりしていられない。さっさと坂を下り、回り道せず妙義支所、一宮経由富岡へ。日が伸びたのでぎりぎり一宮までライト無しで帰れた。富岡は市街地の旧道。空腹になったが市内にはなぜかコンビニが少ない。あてにしたキンカ堂がなぜか休み。その先に、惣菜のデリシャスがあった。閉店近いので半額だ。ラッキー。イートインコーナーもあり、雨の中助かる。ガス欠を免れ、残りの夜道を走って、山荘到着は21時20分だった。 72キロ走って特に何とも無かったが、翌日からひどい息切れが。貧血になってしまったかなあ。
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