次の夢を追いかけて

旅がらすの乱RUNらん

 

 2008年4月12日    湯の山温泉ジャーニー1日目

 

 

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 のうみそジャーニーのいまどきのは、時速5キロ〜5.5キロプラス遊び時間の設定。でもこれは初期の作品のため、時速6キロ以上が必要で一日の距離も長く、厳しい設定となっている。2005年に参加したときは完走可能なペースに付いて行けず、つらくてつらくて、下ばかり見て意識朦朧として走っていたのか、桑名以降は風景の記憶もない。2日目も山を下ってから、どこでリタイアしようかということばかり考え、草津まで我慢し、そこからもうひと頑張り、石山で力尽きて電車に乗った。
 いつかきっとリベンジという宿題になっていた。今は練習時間が持て、ここのところ時速6キロ超グループに付いてジャーニーできるようになったので大丈夫だろう。
 群馬〜名古屋は近くて、0時半に乗った夜行バスは5時に到着してしまった。まだ朝早く、寒いし眠い。金山駅前のネットカフェの4時間パックで仮眠。
 9時ごろ、スタート地点の佐屋路道標に向かおうとしたが、それもどこだったか記憶がない。そこに行かないと地図がもらえないが、地図がないので場所がわからない。さあ困った。金山駅前をうろうろ。やっと仲間を発見、交差点の向こうのコンビニの前にあった。今回は参加者が少なく、9名だ。そしてみそちゃんは折りたたみ自転車でのジャーニー。9時37分にスタート。
 しばらくは市街地。第1CPは1.8km地点の「佐屋路説明板」9:55。前回はここに眼鏡を忘れ、2キロくらい行って気づき、取りに戻ってそれからみんなに追いつくまでが大変だった。今日はそんなことのないように確認、OK。烏森駅をすぎ、庄内川を万場大橋で渡ると、やっと旧道らしい雰囲気になる。大きな神社や寺が並ぶ一帯を通過。
 それからちょっとくねくね複雑な路になり、新川をわたりCP2の高札場跡に10:44。標柱だけだけど、細い道の向かい側に小さなお堂があったりして昔の雰囲気を残す。
 交通量の多い道に合流すると、七宝町。七宝焼き発祥の地に標識がたっている。
 大榎が植わった神守の一里塚がCP3、11:25。その手前の店にあった手作りカステラの看板が気になっていたが、みそちゃんがみんなに買ってきてくれた。90歳のじいさんが作る大きなアンドーナッツも。これで桑名まで持ちそうだ。 
 車の通りは直進だけど、旧街道コースは右折、左折し三角形の2辺を行く。この区間、古い家並みが残ってとても良い雰囲気。日光川をわたり、津島市役所前で南側の細い道に入るとCP4の津島街道埋田追分常夜灯に出る。11:58。CP表には埋島となっているので埋田に訂正。 
 現代の道と斜めに交差したり、神社の周りを回り込んだりちょっと要注意箇所の多い区間を通過、佐屋三里の渡し跡に。前回はここで何人かに追いつくまで一人旅だった。 
 前回とても長く感じた弥富市の道が今回は意外とあっけなくクリア。木曽三川をわたる。尾張大橋の途中、愛知と三重の県境がCP5。13:26。伊勢大橋渡る前に缶チューハイを買おうとサークルKに入ったら、酒類なしのコンビニだった。がっかり。
 桑名ではジャーニー仲間の平ちゃんがはまぐり食べ放題エイドを開いていた。このために、ビール欲しかったんだけど。そうしたら、何と、ビールの用意まで。ありがたい!! 
 桑名の七里の渡跡は、以前来たときとは様子がすっかり変わっていた。塀に囲まれた中だったと記憶しているが、公園風に整備。ここがCP7、14:40。ミニミニ東海道のある「歴史を語る公園」の横を通り、桑名市内の複雑な旧街道を抜け、東海道と分かれる。 
 員弁川(町屋川)にそって内陸に入っていく。CP8坂井橋を15:45通過。ここから土手上の道、周りに人家がなくなるが、トラックなどがやたら多い。途中から河川敷の中に入り鉄板だけの橋を渡ったりするが、まだ車がたくさん来る。次のCP9念仏大橋(16:14)を渡るとコンビニとガススタが見えた。コースから50mくらいはずれるが補給とトイレ。 田んぼの間の道を走ってCP10小牧橋が16:56)。少し先、めったに来ないローカル線の電車で踏切がしまった。 
 そこからは古い家並みの残る農村の旧道。CP11竹成五百羅漢に17:51。ここはかすかに記憶がある。おいしい草餅屋があって、あんころさんが買ってきてみんなで食べたところだ。寺の向かいがその和菓子屋。今日は草餅は売り切れ。のどかな農村の道はまだしばらく続き、奥郷のおいしいうどん屋に出る。ここはちょっと道が複雑、そして奥郷の寒椿。3月の開催だと見れるが、さすがにもう残っていない。 
 鈴鹿の山がだんだん近づいてくる。新しい道との交差でわかりにくい区間をなんとか方向だけは間違わないようにして無事通過。関東より30分くらい日暮れが遅いが、さすがに暗くなってきた。
 山の中に入り、ゴルフ場の横を通り、(暗くて地図が良く見えない)その先下って田んぼの中かと思ったら、道路が碁盤目状なだけで森の中。湯の山の駅はもうすぐだ。
 駅入り口の神明橋CP12は真っ暗な中、18:57だった。その直前の店で明日の朝食、山を下りるまでの予備食をゲット。
 ゴール地点の居酒屋に行く前に温泉に入りたいので牛久の鉄人さんと上り坂を急ぎ足で歩いた。頑張ったけどなかなか着かない。19:25、どこまできているかわからないが間に合わないとあきらめ、ゆっくり居酒屋「おとし」へ。19時半、ゴール。喉カラカラ、お腹もすいた。ビールとうどんとおかずで飲み過ぎない程度に小宴会。
 居酒屋おとしからマロニエホテルまでは急な上り坂、これは制限時間までに往復するのは大変。明日朝のスタートは4時。女性参加者が一人なのでツインルームを独り占め。ぎりぎりまで寝ていられる。ゆっくり温泉に浸かり、ふかふかベッドで、ジャーニーランはいいな。
 

 

 

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