次の夢を追いかけて

旅がらすの乱RUNらん

 

 2008年4月9日    高崎花見ラン&花と緑のシンフォニー

 

 

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 今日は雨がやんでまあまあの天気。高崎市街地はもう桜が散ってしまうだろう。ということで優先順位の1は高崎。牛伏山や大塩湖は多分まだ大丈夫。12、13日はのうみそ湯の山ジャーニーで名古屋〜京都を走る。青春18の時期は終わったので往復は夜行バス。予約が取れたので、チケットを買いに行かなければならない。ららん藤岡を回り、中山道で高崎に行くコースにした。
 一昨日の七輿古墳の下も通ってみた。散った花が斜面を埋めている。風が吹くと花吹雪。
 ららん藤岡でバスのチケットを購入。17号から旧中山道に入る。しばらく行くと例幣使街道の追分。それから、沿道に旧家が増えてきて、宿場に入った感がする。脇本陣跡の石碑発見。宿場を出てから高崎市街地まで長くて退屈だ。 
 高崎市街に入ると、あれっ?何か様子が違う。高崎ってこんなに美しい街だったっけ?道端のそこらじゅうに寄植えやハンギングが飾られ、花の壁なんかまである。街路樹の下や家の壁際に花壇が作られ、花で一杯。市役所やシンフォニーホール周辺は桜並木をバックにガーデニングで変身していた。 
 お堀の桜並木はほとんど散ってしまった。水面が桜の花びらで埋まっている。人情市の開かれる「もてなし広場」は全体がガーデニング庭園になっていてびっくり。平坦なところだったのに、起伏が作られ花壇には花がいっぱい。てっぺんにガゼボが建つ中央の築山はシンフォニーアートと名づけられていた。周囲の桜並木をバックに、コーナーごとにテーマのあるガーデニングとなっている。水の流れまで作られていてびっくりだ。
 もてなし広場を出て、市役所方面に戻り、花見の名所城跡公園に。ここも、花壇が花でいっぱい。桜はだいぶ散ってしまったがまだ残っていて、場所取りのシートもある。時間を見たら、もう17時近い。あまりのんびりしていられない。
 聖石橋をわたって観音山に向かう。観音山の斜面は桜でピンクだ。ふもとの桜並木は市街地と同じにもう散っている。清水寺への石段を登る。始めのうちは傾斜もゆるやかだ。とりあえず見えているところまでは、簡単に登れる。小さなお堂がある。これで頂上だったら、東京の目白台地あたりの急坂と変わらない。まだまだこの上に階段が続くのだ。だんだん傾斜が急になり、見上げるとひっくり返りそうだ。階段の上の山門に上がると、市街地が一望の下。
 石段で観音山の上までほぼ上りきった。右へ行くと大駐車場。ここから下の斜面に桜の樹が一杯。街から見て一面ピンクなのはこの斜面だ。食堂、土産屋の並ぶ参道も桜で覆われている。白衣観音も桜で囲まれている。
 途中の食堂は夕方で閉まっていたが、白衣観音の周りではまだ営業中。街中からここへ来る途中にコンビニがなく、とても空腹になってしまった。うどんでも食べたいが、時間がもう17時半。急がないと途中で真っ暗になる。(ライトはあるけど) 
 写真ばかり撮っていないでさっさと走ろう。カメラしまって、遊歩道を走り、ひな壇状の住宅地を駆け下り、山崎ショップで150円のヤキソバ買って食べて5分。向かいの丘に登ると18時の音楽が鳴り響いた。丘の上の村落も桜が一杯だった。暗くなるのと競争でゴルフ場の間の尾根を走り、からっ風の丘に戻った。 

 

 

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