TEXT版へ

鼻高展望花の丘、コスモスはまだだけど

花を訪ねて三千里シリーズ第10弾

 

走行日: 2007年9月13日
コース : からっ風の丘〜坂口温泉〜花の里〜安中分岐〜観音山分     岐〜長坂牧場〜鼻高展望花の丘〜からっ風の丘
距離 : 33km(=8里強)  累計 67里

 


 スパルタスロンまであと2週間。暑い夏も走り続けてきたけど、どうしても速くはなれなかった。今更じたばたしても、、、なのにか、なのでかほどほどの距離ののんびりマラニック。これが一番好きなんだけど、野良仕事との両立、ペースアップの必要性のためしばらく避けてきたのだ。
 朝バイトが明けて帰ったらもうお昼。超遠距離通勤再開(泣)午後は欲張らず、好きなことだけしようとマラニックに出発。すでに13時過ぎ。とりあえず目指したのは、最近観察にはまっているハスとスイレンの咲く「花の里」。場所は富岡市になるのかな。

 鏑川の北を富岡に向かう道、途中には坂口温泉小三荘がある。その一角には古い立派な農家などもありいい感じ。ゴルフ場の手前から広域農道を、途中の村には、里山保存の遊歩道案内が。この道、次回入ってみよう。

 ハスとスイレンの咲く花の里は個人の土地。朝から14時頃までの開園なのでもう閉まっていた。残念。ではコスモスを訪ねて鼻高展望花の丘に行ってみよう。このあたりはどこも丘に囲まれた谷間の奥まで田んぼが続く道。同じような景色でどこにいるのか方向がわからない。でもこれこそ正しい田舎、秋が深まり刈り入れの終わった田んぼに稲束を干した風景なんて最高。

 小さい峠を越えて、村を抜けて、隣の丘に登っていく。道が丘の東側に回りこむと、展望が開けた。谷間の田んぼと、遠くの山々。

 素朴な野仏のいるこの辻は好きなポイントだ。野仏、道祖神も正しい田舎の風景!その先の二又、左は安中への下り坂、右の観音山への細い道に入る。少し先でまた分岐、達磨寺方面に向かう。木々が頭上を覆う緑のトンネルで気持ちよい。

 森から農村に出ると展望花の丘への分岐。低い丘なのに高原の気分。平野の向こうに榛名が霞んでいる。

 「花の丘」は地元の住民がボランティアで整備している。花好きが多いのか、周辺の家のガーデニングもきれいだ。「花の丘」敷地外も休耕地は花畑だ。目当てのコスモスはまだ咲いていない。ひまわりは枯れかかって花の時期を外れていたが、眼下からずっと向こうまで丘、山が重なる展望が良い。

 ここへ来ると、必ず長坂牧場に寄ってジェラートを食べる。牧場の濃い牛乳に新鮮なフルーツ、素材が良くておいしい。今日は暑くのどが渇いていたのでさっぱり系の杏仁とブルーベリーをダブルコーンで。飼料のとうもろこし畑が丘の斜面の広がっている。
 「花の丘」はこの週末からコスモス祭り。肝心のコスモスはまだだけど、ケイトウ、サルビア、ミソハギ、トロロアオイなどがきれいだった。今日も近くのおじさんが手入れにきていた。コスモスは10月になりそうだ、とのこと。ここは季節の花を次々に作っているので、種まきの時期が少し遅れたようだ。トロロアオイってオクラのことかと思ったら、もっと花が大きい。オクラと同じ種類で実がならないやつだ、とおじさんが教えてくれた。

 帰りは一部だけ別の道を通り、鏑川に。水量はだいぶ治まってきたが、まだ流れが激しく、水も茶色い。

 鏑川の奥の山並みの上に御荷鉾連山が頭を出す。17日は仲間と御荷鉾マラニックだ。コース決めなくちゃ。夕暮れと追いかけっこでからっ風の丘に戻った。

   HOME      からっ風にふかれてぶーらぶらへ     旅がらすの乱ラン欄7年9月へ