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09下野街道ジャーニーラン3日目

(倉谷宿〜会津若松 旧道峠越えで35km) 

 2009.10.12


 

 

 

 今日の行程は35kmと短い。そして、10キロも行かない大内宿で名物ネギ蕎麦を食べるので、そこから逆算してゆっくりのスタート。6時半に朝食、車で昨日の旧街道終了地点へ移動。

 写真は、橋本屋旅館玄関前。

 

 一度に車に乗れないので、速い人は後回しにしてピストンで。倉谷宿を7:10スタート。

 

 約1キロで旧道は山道に入る。車道は迂回しているので、こっちの方が近道だ。

 

 今日の第1CP長寿の水。2.6km7:43。このあたりまで歩きで超ゆっくり。

 

 CP1のあとも山道。トレイルランなどやらないで、ハイキングモード。

 

 朝のうち曇って霧がかかっていたが、急に晴れてきた。紅葉が真っ赤だ。

 

 CP2の手前、桜山の村。

 

 CP2、中山一里塚。4.0km8:17。

 

 一里塚の少し先に、けやき?何だったかな?の大木。すごく太くて周りを手をつないでかこむのに10人がかり。

 

 旧街道はまた山道に入る。歴史の道の青い道標が目印。

 

  CP3馬頭観音。7.0km8:57。

 

 山道を抜け、森から出てあぜ道を大内宿へ。

 

 まだ9時半だけど、もう駐車場はいっぱい。大内宿は観光客でにぎわっていた。宿場入口近くの三澤屋でネギ蕎麦を食べる。予約は10時。それまで土産屋をのぞいたり、地酒の試飲をしたりで楽しむ。
 また来て買いたいお菓子もいろいろ。
 この三澤屋がCP4。9.3km9:25。

 

 古民家の座敷に上がり、いろりの周りでネギ蕎麦を。丸のままのネギをかじりながら箸がわりに食べる。大根も辛いしネギも辛いし、なかなか刺激的。冷たい蕎麦なので、もっと寒くなったら体が冷えてしまう。でも囲炉裏が暖かいからちょうど良いかな。

 

  三澤屋の看板借りてきて記念撮影。

 

 山里らしいかやぶき屋根の並ぶ宿場。鉄道や幹線道路から離れているので、昔の家並みが残ったのだろう。この雰囲気は、人気が出るはずだ。

 

  宿場のはずれのお寺に登ると、家並みを見おろすポイントがある。
 ここから旧道は小さな峠を越えて行く。

 

 CP5桜姫の墳。小道と小川が何本か交わり、探すのに苦労した。ここから旧道はダムに向かう。立ち入り禁止の看板があるが・・

 10.1km。10:55。
 残り25kmで5時間。時速5kmでよいが、今までのペースでは無理。道草コースに入る時間もなさそうだ。

 

 ダムの堰堤を登る。

 

  旧道に忠実に行くには泳いで行くしかない。それは無理なので堰堤から車道を迂回。ダム湖に沿って走る。24士の墓への寄り道はやめといた。

 

 車道が大きく左へカーブするところからまた山道へ。CP6大内一里塚は両側に良く残っていた。13.6km11:40。大内峠を越え、下りになる。

 

 また登って氷王峠、そこには茶屋跡が復元されていた。

 

  ここから三郡境までわずかな距離だが、道が2本に分岐、尾根沿いを選べば良かったが、右の巻き道を行ったらどんどん荒れてきて大変だった。なんとか進んでいよいよ突破困難か?というやぶをほんの2〜3m描き分けたら、高清水の水場に出て、標識も立っていた。が、道は丸太階段でずっと上まで登りかえす。
 下った分損した。

 

 尾根に戻ると、見晴らしの良いところがあり、若松城も見える。

 

 下って、車道の壁の下に出たところがCP7三郡境塚。15.1km12:19。距離のわりにとても時間がかかった。のこり20キロもあって時間は3時間半強。頑張らないと間に合わない。なにしろここまでの15キロに5時間がかり(笑)
 でももう少しだけ、冒険コース。旧街道の旧道を行けそうなところまで見てくることに。石段を下って車道に出ると、まっすぐ横ぎりすぐ向かいの石段を登るのが「旧道」車道に沿って左に行くのが「新道」そう言う看板があると、まっすぐ行くのが正解と思うが、どちらも旧街道で正解。ここの旧道は荒れていそうだったが、氷王峠からの下りよりずっとましな道。

 

  急坂を下って車道と交差。その先は「通行止め」になっていた。車道を少し左へ、「新道」の山道を下る。ここは走れる道。
 道幅が広がり、舗装路になったあたりに、CP8柿澤一里塚。17.5km13:00。

 

 ここからは、ゆるい下りの舗装路、という走りやすい区間。

 

 しばらくはまだ森の中だったが、しばらくぶりの人里、栃沢に出る。小さな村を過ぎると柿沢ダムが見えてくる。

 

 谷が開け、田んぼが広がるようになる。CP9関山看板。21.0km。13:23.

 

 CP10藤巻神社の大イチョウ。23.5km、13:40。ここまでみんな一緒だったが、トイレに行ってる間に見えなくなった。追いつこうと慌てたら、道を間違え、また神社まで引き返して出直し。

 

 道草コースの向羽黒山にも行きたかったが、時間がない。正規コースで丸山の下を通りすぎ、右折。着きあたりに古い神社があり、その一角は門前町の雰囲気。道草コースからの道が合流、市街地っぽくなった街道を進む。

 

 阿賀川のほとりに出て、線路を越えるとCP11上米塚の渡し跡。28.5km14:35。

 

 土手を1km進み、橋を渡り会津若松の市街地に入る。橋の上から、市街地の向こうに磐梯山が見える。

 

 市街地になり、あみだくじ状態に曲がりながら中心部へ。突然、観光客の集まる、古い家並みが現れた。

 

 

 CP12札の辻の場所まで来た。さて、この交差点のどこに「札の辻」って書いてあるまな?と探したが見当たらない。
 看板があったのでこれか!と思ったが、歴史に残る人物の説明。この交差点ではないのかな?と周辺を探すが、ここしかない。
 さきほどちらっと見た看板を読んでみた。説明文の中に、ここに高札場があって大町札の辻と呼ばれた、と書いてあった。34km、15:29。 
 左折してまっすぐ進もと、会津若松駅前広場に突き当る。ゴール時間は記録してないし、写真も撮ってない。15:40くらいだろう。駅のすぐそばに日帰り温泉があり、値段も安い。電車の時間まで入浴。会津線、野岩線で車を置いてある川治温泉に戻った。
 この続き、31日〜11月3日の二本松街道、米沢街道も楽しみだ。

 

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