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次の夢を追いかけて |
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2013年4月29日 ウルトラトレイスサンジャック第10ステージ |
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街を出るとまっすぐの上り坂が続く。両側には人家がある。幹線道路と交差してからは、土や砂利の道。牧場や畑の間で、丘を登っては速攻下りの繰り返し。標高差は少ないが絶え間ないアップダウンは疲れる。 第1エイドをすぎてしばらくアップダウンの繰り返しのあと、平坦な線路沿いの道になる。木立の中にスタンプがおいてあり、先日に続き、ふざけてタトゥとか言って腕と脚におした。踏み切り脇の民家がかわいかった。踏み切りを渡ってから、2kmくらいにあるはずの街まで遠く3キロ、街を抜ける区間も長い。続いて次の街、街中は急な上り坂。第1〜第2間は12キロってことになってたが、15キロもあった。背中が痛かったがまあ次までは行こう。 第2エイドでくたばってたフランス人が、まさかすぐには来ないだろう、ほかに巡礼者も抜いてないしと、道端で隠れもせずウンチしたら追い抜かれてあせった。それと、エイドに地図忘れた。GPSが昨夜接触不良で充電不十分。最悪。遭難ものだ。フランス人に必死でついていき第3エイドに。この区間は短めだった。地図のことをエイドで相談したら、これは君の地図だよって。なあんだ。でも、意地悪されたんじゃなく、ここまでエスコートしてくれたんだ。その人はエイドで寝込んでおきようとしない。 第4に向け出発。地図とくらべながら行くが途中から合わなくなる。行けども行けども目印と思う場所に着かない。紅白のマーク、黄色に青のコキマークは間違いなく追っているが。絶望的気分になったら、突然第4エイドからのお迎え。場所が変わった?いや、地図と様子が違うだけで無事着いた。あと7キロだって。そこからはまあ何とか順調。が、GPSは電池切れ。あと5キロかな。地図と道を見比べ、距離測りながら無事ゴールできた。 夕食はレストランのすてきな部屋だった。ポトフもビーフもデザートもおいしかった。 |
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