次の夢を追いかけて

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旅がらすの乱RUNらん

 

   2012年7月10日    最初の夢

 

 夜遅く帰宅し、ろくに寝ないで朝早く起きてサニーレタス、パクチー、ナス、トマトなどを収穫。少しずつ食べようと畑に放置したら、サニーレタスとパクチーは茎が伸びて、花が咲きそうだ。ミニトマトは熟したら採らないと落ちてしまうし、後の実りが悪くなる。食べきれないので、勤務先と娘に配るため大荷物で出勤。走る時間なんて、とても作れない。正直のところ、身体がきつい。残り1ヶ月ちょっと。もうひと頑張り走っておきたいと思うけど、どうしたらいいんだろう。

 夏になると野良仕事でくたばり、思うように走れない、山に行くのも遠出するのも大変。せっかく近くに山がたくさんあるのに。野良仕事とランの両立に困るのは毎年のこと。農家じゃないんだから、無理してまで野菜作ることはない。近所はそれぞれきれいに整った庭で、こんなに雑草で苦労してない。街中で暮らしてればよかったのか。工事して草に悩まない庭にしてしまえばいいのか。土地を半分売ってしまえばいいのか。
 どれも嫌だ。大変でも、収穫の喜びのある生活、周りに家が建っても家に日が当たり、緑に囲まれた環境は捨てられない。

 思い起こせば、都会が嫌いで田舎で暮らしたいって思い始めたのは、物心ついたはじめのとき。そして以来ずーっと変わらない。3歳ごろ、親の実家でそう言って騒いだら、だったらお百姓さんちの子になりなさいって言われた。それで、そこんちの近くの神社の隣にあった農家に頼み込みに行った。直談判してたら親が迎えに来た。親に言われたから頼みに来たのに意味わかんないってね、その場面覚えているんだ。その後田舎で暮らすのが楽じゃないし自然はきれいなだけじゃないことを知ったけど、都会を好きにはなれなかった。いつかチャンスあれば東京脱出。物心ついて最初の夢が叶ったわけなのに、かぁらぁすーなぜ泣くの〜
楽じゃないけど楽しい。
頑張ろう。

 

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