次の夢を追いかけて

216

 


旅がらすの乱RUNらん

 

   2012年1月16日   鎌倉街道で名古屋〜一宮

 

 鎌倉に通じる道はみんな鎌倉街道。だから、全国あちこちにある。京都〜鎌倉をつなぐ道があると聞いたときはびっくりしたが、鎌倉時代は平安時代の次。だから当然それが一級国道だったはず。
 はしらんなーさんが、全行程めざしとりあえず名古屋周辺を、資料見て、現在の地図と重ね、実際に歩き走りで調査している。名古屋〜一宮は4回目でほぼ判明したとのことで、案内してもらった。同行は今年いっしょにトランスヨーロッパに行く仲間、八重ちゃんさんとやっちゃばさん。道がわかりにくいのと、見所が多いのとで、ほとんど歩きで楽しんだ。アフターはS山さん、がんちゃんも加わり昭和の雰囲気満載の居酒屋2軒ハシゴ。夜行バスまでの時間を過ごした。
 急な誘いで平日なのに皆様、ありがとう!

 

  写真

 

 名古屋駅から日赤病院まで、古道めぐりは省略、太閤口ビッグカメラ横の通りをまっすぐ進んだ。この通り、やっちゃばさんの解説で元遊郭通りと知る。見ると当時の面影残す建物もたくさん。日赤の先の6差路から、旧道と推測される通りに入り、油江天神社へ。歯痛、腰痛に霊験あらたかな祭神だそうで、八重ちゃんさんと旅がらすは丁重にお参りし、神様からの油をいただいてきた。

 

写真

 

 古道とずれるが、せっかくだから豊臣神社へ。創建が明治、と、新しいのが意外だったが、考えてみれば敵だった徳川が祀るはずはない。

 

写真

 

写真

 

 豊臣神社の裏は競輪場。先週から、競馬、競輪と続く。

 

写真

 

 西へ進んで古道跡に復帰。ほとんど痕跡もないが、ときどき看板がでている。

 

写真

 

 豊公橋で庄内側を渡る。中州にある温泉の名が「湯吉郎」字だけ見るとピンとこなかったが、「とうきちろう」だ。新川も続けて渡った対岸の萱津には、神社仏閣が古道ぞいにたくさん。↓は正法禅寺。

 

写真

 

写真

 

 漬物発祥の地という萱津神社。下の写真は漬物祖神「鹿屋野比売神(かやぬひめのかみ)

 

写真 

 

写真

 

 旧道っぽい小道の入り口には6面のお地蔵さんが祭られてた。(お墓なのかもしれない)周辺は、新興住宅地と畑が細かく入り混じる。

 

写真

 

写真

 

 名鉄本線を過ぎ、石清水八幡神社。この後、高速道路、新幹線をくぐり、東海道本線は強引に渡れないので左に迂回し踏み切りを。清洲駅は鉄ちゃんの写真ポイントらしい。

 

写真

 

 細い旧道に入っていくと、浅井長政住居跡の碑や六角堂がある。

 

写真

 

写真

 

 先週に引き続き、チョー狭いところを通り抜けた。出たのが四ツ家追分。美濃路と岐阜街道の分岐だ。鎌倉古道は岐阜街道に引き継がれ、一部の道筋は重なり一部は廃れて消えた(らしい。説明、半分以上忘れた)

 

写真

 

写真

 

写真

 

 それから、ランナーにとって重要な道「さくら道」を横切る。ここに食堂、喫茶店があるのでどれかで昼食。話の種にテレビ塔丼とのお奨めもあったけど本日休業。ウインドーに貼ってあった宣伝見ればわかる。海老天が10匹乗ったメガ丼だ。これで980円はお得。だけど完食はできるか???隣の喫茶店でランチ。これもボリュームたっぷりでライスのほとんどを残した。(昨日の飲みすぎで胃が疲れてるのかな?)

 

写真

 

 さくら道の東側の旧道を進むと、ここも神社仏閣がたくさん。どれが何だかわからなくなったが。

 

写真

 

写真

 

写真

 

 くねくねカクカク曲がりまたさくら道を横切る。佐藤桜のある、赤池古跡。
 関東の鎌倉古道は、各地の武将がいざ鎌倉と駆けつけるための道なので、最短をまっすぐ。こちらは文化の中心京都とを結ぶ道なので使われ方が違ったのか、迂回し、遠回りしながらとなっている。

 

写真

 

 高速道路の手前の公園は、尾張一宮の祭神、真清田大神降臨伝承地。その裏、コンクリ護岸の川と線路に阻まれた。護岸を強引に下り、線路をくぐると河曲橋。

 

写真

 

 高速をくぐり、妙興寺へ。境内広く、立派な山門のある古刹だ。

 

写真

 

写真

 

写真

 

写真

 

写真

 

写真

 

 またさくら道を横切って東側に行く。照手姫袖掛け松。

 

写真

 

写真

 

 ↑浜神明社。古道と離れるが、せっかくだから尾張一宮の真清田神社にも。↓

 

写真

 

 境内に古墳があるのは、伊富利部神社だったかな?

 

写真

 

 次は白山社?

 

写真

 

 籠守勝手神社。西へ向かいJRを、木曽川駅の通路で越える。

 

写真

 

 またさくら道を横切り、イオンの横を通り、大銀杏のある剣光寺に。ここから、それまで北にむかっていた方角が南西に変わる。次の八剣神社は裏から入る。

 

写真

 

写真

 

 道端に石碑群。

 

写真

 

 16:11玉の井清泉が今も湧き出る玉の井神社着。ここから木曽川土手に出て、橋の途中の岐阜県境まで行くのが当初の予定。だけど16時半の電車の乗ろうということになり、まっすぐ玉の井駅に向かい、ゴールとした。

 

写真

 

 名古屋駅に戻り、銭湯は朝下見かねて通った遊郭通りに。朝は寂れた感じの通りも、日が暮れると賑やか。居酒屋もたくさん。「昭和食堂」ってのを見つけ、おもしろそうだと入った。ここでずっと粘りたい気もしたけど、土産など買い物もあるし一度店を出て駅で買い物、2軒目探してうろうろ。駅の反対側に行って裏通りにまたおもしろい店みつけた。あの「世界のやまちゃん」1号店の復刻店だって。サービスは悪いです、でも、安くておいしい、とのウリ。今夜も名古屋メシを堪能した。

 

写真

 

    本日のコース  

     前の日記       次の日記  

    旅がらすの乱ラン欄12年1月に戻る    からっ風の丘からHOME