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2011年3月19日 プラス面に目を向け、できることを考えたい |
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私のオシゴトは福祉関係だけど、介護でも保育でも障害者施設でもないというと、いったい何なの?と不思議がられる。まあ、利用者さんにはいろんな人がいていろんな事件が毎日起き、変化たっぷりやりがいばっちりの現場だ。
現場でも、オベンキョでも、利用者を支援するとき近年「ストレングス視点」が強調されるようになった。ほんの数年前までは、利用者さんの問題点に目を向けてそれを改善する、克服するという考え方が主流だったけど。 ちょっとめんどくさい書き方したのでめんどくさくなってきた。早い話、ほめて育てると同じこと。トラブルばかり起こすとか、金遣いが荒いとか、問題行動が多くてとか言ってないで、とにかくプラス面みつけて評価する。ちゃんと自分でできたじゃない、よく我慢できましたね、若いとき頑張って働いてたんですね、とにかく何でも。するとパッと表情が明るくなり前向きになる。誰だって、私自身だってそうだもんね。 以上全部前ふり 今回の大災害で、いらだつこと、はがゆいこと、不信、不満、いっぱいある。それが何に向けられるか、人によってものすごく違うと気づく出来事があった。で、今夜宿直しながら思い浮かんだのがオシゴトでの考え方。 もちろん批判が封じられたらもっと大変だ。ただ、私自身の時間とエネルギーを、批判や怒りよりも、できること探しに向けようと思った。被災地の中高生がボランティアで頑張ったり、住民が助け合ったり、全国から様々な支援の申し出が報道されていた。何を報道するか意図があり取捨選択されていることは知ってるけど。でも、同じ環境におかれるしかないなら、希望を失わず、支援行動を広げ、実行することに力をそそぎたいと思った。 義捐金に回せる資金を計算しよう。少しだけどね。ほかにもいろいろできることが見つかるだろう。野良仕事も続けたい。225キロ離れてるんだし。10人分くらいの野菜作れると思う。家族の分だけだなあ (このとき農作物がやばくなるとまで思わなかった) 仕事はこの業界では増えるだろう。予算がくる保証は全然ないが。 |
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