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このところあいついでいろんな方面の仲間の訃報があった。それも、がん・・・
私はほんとうにラッキーだ。疑惑が完璧に晴れたことだけでなく、これらの訃報が疑惑の期間をはずれていたことだ。あのとき訃報に接したら、不安になってしまうから。 一人は8月17日にお通夜に行った40年来の仲間。このときは精密検査前だったから、1次にひっかかったことは不安に思ってなかった。 もう一人も40年来の知人。8月26日に亡くなっており、私は29日にその友人たちに仕事で会っていたが、なぜか話にでなかった。 それから、桐生走ろう会の会長も。胃がんだったけどこのごろまた走り始め、ウォークは月200キロ、と元気になったらしいうわさだったが・・・ 同年代か少し上の方々。みんなバリバリタイプの方だったから、もっともっとやりたいことがあっただろうと、とても残念。 が、今日はずっと若い仲間の訃報があり、とてもショックだ。生活圏は遠いけど、ウルトラ仲間って全国区なんだなあ。ものすごく身近な友人という感じで、亡くなったことを聞いたら悲しくてたまらない。「ちびた(ひまちゃん)」39歳。 13日夕方、ちびたちゃんが亡くなった。6月に体調を崩し、癌とわかり、闘病生活をしていた。やつれてはいても、すごいパワーで明るく前向きに、見舞いに訪れる仲間に逆に元気をわけるほどだと聞いていた。だから必ずまた一緒に走れると信じていた。 あまり大会に出ない私は一緒に走る機会が少なかったが、ちびたは毎週のようにウルトラの大会に参加していた。関西で生活してたけど、学芸大には必ず来ていた。ちっちゃくてかわいくて、元気いっぱい、明るくて、謙虚で、、人と競わず自分の目標と競っていたちびた。 会うといつも明るいのに、レースで失敗したり、一人暮しが寂しくなったりするとポロリ涙の日記。家族が何より大事と言ってた。仕事に区切りつけて郷里の茨城に帰りたいという日記見たときは、北関東で一緒に走る機会がたくさんできると思ったのに。 ちびたの病気を知ったのはちょうど私自身のガン疑惑が晴れるとき。他人事とは思えなかった。訃報に気づいたのも築地のがんセンター病院に向かうとき。私自身は、念のため前回とはまた別の古いフィルムをゲット、比較してもらい、完璧に疑いが晴れたのだが。 ちびたのことが悲しくて悲しくて、残念で、ウルトラランナーはガンで死なないと信じていたのに。 ちびたは天国への走り旅スタートしてしまった。 |
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