北の果ての海をみおろし、写メールをうちまくった。あれが宗谷岬!もうゴールは確実。ゆっくりと丘を下る。 |
||
|
|
|
あーよかった。駐車場の横から飛び込み、ぎりぎりセーフ。あとはおいしく酒を飲み、ホタテやイクラを食べまくればよい。 |
||
|
|
|
襟裳岬をスタートしたのは1週間前。何年越しの夢だろうか。走り三昧の日々が始まる。 |
||
|
|
|
どこまでも続く直線路。牧場、農場が広がる。一区画が500メートル四方。ほっきゃあどーはでっけーど〜。一日目はナウマン温泉まで。 |
||
|
|
|
ジンギスカンを食べるとビールがおいしく、ビールを飲むとジンギスカンがまたおいしい。 |
||
|
|
|
3日目。狩勝峠、すいか峠を越えて富良野へ。 |
||
|
|
|
4日目。ゆるやかな起伏が続く。有名な美瑛の丘も、名のない丘も美しい、とみんなが感激している。でも、どこかに似ている。そうだ、からっ風の丘だ、と自己満足。 |
||
|
|
|
朝3時スタート。最長の100キロステージが疲れのたまった5日目に。走ってるつもりでも、歩くより遅い。間に合わない。ストライドは伸びないので、ピッチだ。頭の中でリズムをきざむ。中年は〜、中年は〜、そうや、を、めざす〜。 |
||
|
|
|
ひまわり畑18時。この日のゴール美深温泉まで残り20キロ。関門は22時。私のペースではギリギリ。街で食料を調達する時間もない。やっとのことで3分前にゴール。 |
||
|
|
|
6日目ともなると、北へやって来た実感がする。風景がどこか寒々しくなってくる。荒野や放置された牧場もめだつ。 |
||
|
|
|
豆もできず、大きな故障もなく乗り切ってきたが、毎晩風呂に入り布団で寝ても回復せず、どんどん疲れがたまる。脚全体が痛くなる。最終日、みんなは元気を取り戻し、どんどん走っていってしまった。一人取り残され、ひたすらゴールをめざす。
|
||
励ましあった仲間たち、厳しい自然に生きる地元の人々の応援、大自然の壮大な風景、呼びかけ人、サポートの仲間、全てに感謝の気持ちで一杯の一週間走り旅だった。 |