08年琵琶湖同走会 |
2008.10.11〜12 |
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琵琶湖1周のウルトラマラソンが始まったのはもうずいぶん昔。旅がらすがウルトラを始める前、フル100回完走めざしていたころだ。琵琶湖の美しい自然を守ることを訴えて、ランナー仲間が集まり、毎年月替わりで開かれていた。いつか走りたいと思っていて、何回目だか、9月開催のとき初参加。200キロはとても無理と思い、琵琶湖大橋をわたる160キロにショートカットし、道中知り合ったランナーと夜道も一緒に走って楽しんだ。次はその何年か後、こんどは200キロを目指し、途中の休憩も短縮して先を急いだ。が、その日はとても眠かった。11月下旬、夜になるとめちゃ寒かった。寝たら凍死しちゃうんじゃないか?寝られるようなところがなく、居眠りしながら歩いた。テリーさんたちに置いて行かれ、真っ暗な湖岸で心細く困っていたところ、途中から飛び入り参加のがんちゃんがず〜っとつきあってくれた。瀬田の唐橋まで行く元気がなくなり、近江大橋を渡って、フラフラ歩き続けたが、ほとんど進んでいなかった。私設エイドで休憩中、石山寺まで全コースを回っているテリーさんたちに追いつかれいっしょに走ったが、夜が明けてからも眠くてペースが上がらず、彦根でリタイアした。 |
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駐車場でぎりぎりまで寝てる予定だったが、すっきり目覚めたのでスタート地点のお城の下へ。 中部、関西方面の仲間が集まってくる。先日鶴岡で久しぶりに会った人も多い。以前一応大会形式だったころは呼びかけ人は車で巡回(サポートなしという建前だったが、安全確認と、遅れた人のサポートをしてくれた)だったが、今日はいっしょに走れる。 |
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広々した琵琶湖は海みたい。尾上温泉まで来ると、古い家並みの村の道。前回この村を走った記憶がない。ひと山トンネルで越えると、湖岸を離れて田んぼの中になる。ここはよく覚えている。 |
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エイドはないはずだったが、A井夫人が車で店開きしてくれた。のどが渇いていたのでとても助かる。また古い家並みの村に。旧街道の雰囲気だ。はしらんなーさんは、旧道探検や史跡探しなど村があると寄り道し、新コースの調査をしている。A井さんの話だと、交通量の多い国道を避け、毎年少しずつコース変更してきたとのこと。この辺の道はいっしょに行かないとわからない。細い階段を登り、古いトンネルをくぐった。 |
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トンネルを抜けると、車道を見下ろす眺望がよい。これから進む対岸の山道もよく見える。以前CPだった奥琵琶湖ドライブインは閉鎖。ここでいろいろ食べて休憩したのだが、食糧はこの先のコンビニまでおあずけ。13時近いのでそろそろ空腹だ。 |
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塩津から先、車はほとんどこないが大きく登る道、いっしょにいたグループのペースがのんびりになったので助かる。琵琶湖の西岸は、きれいな湖畔と歴史街道っぽい古い家並みの村が交互に続く。近江大浦の丸子舟の館、看板みて毎度興味あったが道沿いにあったんだ。入ってみたかったけどもう14時40分、みんなに置いて行かれると、日が短い時期これからの夜道がこわいし・・・ |
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外から覗き見。写真はガラスに反射してちょっとね。 |
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幹線道路を離れた、静かな道が続く。小さなトンネルを4個くぐり、5個目の手前で湖岸に。水が澄んで砂浜も美しい。東岸は泡だらけで藻が異常発生していたが、同じ湖とは思えないほど。 |
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大きな岩を乗り越えたりしばらく浜を進み、遊歩道に入る。急な階段を上ると山の上に大崎観音。今まで素通りしてきたが、A井さんの案内で初めて来ることができた。一人で地図みて走ったら、浜辺で道がなくなったとあきらめただろうな。 |
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マキノ町海津の家並みもきれいだ。造り酒屋、つくだ煮屋、歴史的な屋敷などがたくさん。 |
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昔の港跡があり、当時の石積みが残っている。知内浜オートキャンプ場、マキノサニービーチなど、美しい湖岸の道を3〜4キロ。静かな村に1軒のカレー屋があった。ストーブ用の薪がたくさん積まれたログハウス、みんなここで食べて行くことになった。はしらんなーさんやAi井さんは東海道やトランスエゾのような設定でもおいしいものを食べる余裕があってうらやましかった。今日は旅がらすも仲間入り。 |
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というわけで先行組の姿はまったく見えなかったが、前後していた最後尾グループはみんなファミレスで大休止。あったかいもの食べて、ドリンクバーでたっぷり水分補給、ちょっと居眠り(食べるより、もっと眠りたかった)3時半、そろそろ出発しないと時間が余るどころかおちおち歩いていられなくなる。がんちゃんと2人旅。前回に続き、道連れだ。 |
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800段の石段を登らなければならない。ヒャ〜。上ったら良いことがあった!開門は8時、」まだ15分あるのに、門が開かれ、中に入ることができた。西国札所の名刹。三重の塔も本堂も厳か。 |
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石段を降りたら茶屋でうどん食べて大休止。半島をぐるっと回る区間はなかなかのアップダウンというより上りばかりが目立つ。海のように大きな湖で島もあり、遊覧船が出ている。山の区間が終わり、近江八景の田圃道。暑くなってきた。あいかわらず眠い。ときどき道端で居眠りしながら。 |
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眠さばかり気になり、脚の疲れを忘れることができたが、足先がビリビリ痛い。腱も骨も筋肉も大丈夫なんだけど。 |
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